子供達を連れて近所の里川へ。
夏から始めた我が家の釣り教室も、ここ最近は寒さのため
足が遠ざかっていた。
久しぶりに川でフライフィッシングの練習。
緩い流れにドライを放ると、元気よく水面が小さく弾ける。
長男は止水でのバス釣りで、何度か魚を掛けていたが
流れでのフライフィッシングはほぼ未体験。
自分の投げたフライがどこへ着水したのか、パシャりと魚が出ても
合わせる事が難しい。

子供達にとってはまだ、釣れない釣りは直ぐに飽きてしまう。
暖かさが戻ってきてから再開するとしようか。

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- 2013/12/23(月) 19:49:22|
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僕の携帯に送られてきた写真がこの流れだった。
しかし、実際の景色はその写真を上回る絶景であった。

巨岩の合間を碧々と流れる冷たいクリアな水。
今年は家の近所の野池やカワムツ釣りに夢中になり、まだまだメモ帳には
行けていないポイントが沢山有るのだが、やはりこのような素晴らしい渓流に
足を踏み入れたら、やはり良いなと思わずにいられない。

魚影は確認出来るが、一尾までの道は遠かった。

この日の為に巻いたウェットを浅瀬のプールにアップに投げ込んだ。
ラインの弛みをさばく途中で水面がモワッと上がり、スッとラインを引いた。


このような渓流で虹鱒が釣れる違和感を抱きながらも、釣り上がりながら
変わりゆく景色を堪能した。

終日、太陽の温かな光は山に遮られ、以前から水漏れしていたウェーダーは既に水浸し。
一度陸に上がると、寒さが這い上がってきた。

背丈の3倍はある巨岩がゴロゴロとした流れ。
大水が出た時の水の高さは岩の色の変わり目だろうか。

深いV字谷の美しい流れであった。
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- 2013/12/10(火) 23:41:14|
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田舎の納屋の戸を引くと少し湿った空気と埃の匂い。
薄暗さに目が慣れると、鋤や鍬が整然と土壁に並んでいた。
使いこまれた道具達が何に使われるのかは分からなかったが、
ただ眺めているだけで満たされた気持ちになったのを思い出す。
あれは全て野良仕事の道具だった。
夏の暑い日に庭の一角に拓いたトウモロコシ畑で、
首元にタオルを巻き、麦わら帽子を被って野良仕事する祖父の姿が
やけに記憶に残っている。
昼頃になると、納屋のひさしの下に座っておにぎりを食べていた。
僕も何度か手伝いをして、一緒におにぎりを食べた。
僕の中で薄れて欲しくない大切な記憶である。
その記憶を繋ぐ為なのかは分からないが、最近はどうも
手仕事による日本の道具に心を動かされている。
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- 2013/11/02(土) 02:58:27|
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僕のフライフィッシング近年計画の一つであったオイカワ釣りにと向かった。
近場でシーズンを通して楽しめる釣りの一つ。
オイカワと同じコイ科であるカワムツは去年の初冬から始めた釣りであり、
我が家近くの流れではどこでもその姿を見る事が出来る。
ドライに何度も飛び出してくるので、近場の楽しい釣りだ。
そんな釣りの延長として婚姻色の鮮やかなオイカワを一度見てみたいと思うようになった。
関西に来て以来、お世話になっている
bassbum氏に教えて頂いたポイントへ下り立った。
町中の流れであり、近くを頻繁に飛行機が離陸して行く。
水は生活圏特有の匂いではあるが、少し視線を上げると山並みが確認できる。

細かいアタリに手こずる。
ここ最近は野池のバス、ブルーギルに熱を入れていたため、
流れのなかのライン捌きに苦戦した。
何度もピシャリと出るが掛からない。
面白い。
さて、何がいけないのか?
流し方、ライン処理、フックサイズなどなど。
色々試しているうちに僕はすっかりのめり込んだ。
そして遂にオイカワが手元に寄った。

初めて間近で見るオイカワに感動。


また少し暑さが戻った日だった。
くるぶしまでのウェットウェーディング。

その後も、100メートル程の区間を行ったり来たりしながら、
水面下のきらめきを見つけてはフライを流す。

やはり、流れの中のフライも楽しいと再認識。
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- 2013/10/27(日) 15:44:35|
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5月以来の家族キャンプ。

夏休みから始まった、我が家の釣り教室の成果もあり、これからは可能な限り
家族キャンプでも釣りを。

僕は火に飢えていて、早速火を起こす。
揺らぐ炎と立ち上る煙にしばし没頭した。
煙の匂いを胸いっぱい吸い込む。
やっとこの世界に戻ってきたと身体が感じるひとときだ。

植林山ではない。
様々な木々、植物の山。
僕は六甲の山を知って、初めて植林山の異様さに気づいた。

何者かがウィードエリアでベイトをチェイスした。
すかさずフライを撃つと、バシュンと水面が割れた。
タックルは長男の為に用意したFlytry。

ちびりちびりと薪を割ってはくべていく。
至福のひと時。

以前に買ったBe-palの付録を初めて使用した。
ヘッドライトの光源とは思えない程、とても実用的。

子供達が寝静まり、一人起き出して炎の明滅を堪能する。
見上げると、無数の煌めき。
秋の夜の愉しみ。
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- 2013/10/24(木) 23:45:23|
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