ブーツは10ホールが好みである。
思い出の沢山詰まったブーツ、REDWING RE8159。
REDWINGのウェブサイトをチェックしてみると既に廃盤になっていた。
バイクを頻繁に乗り回していた頃に履いていたもの。
そろそろリペアして、また活躍してもらおうかと思案中。
全体的にかなりヤレた感じだが、まだまだアッパーは丈夫で
特有の赤茶色はいい感じに仕上がってきてる。

このまま履く事も考えたが、普段履きとしてはメンテナンスが必要と考えた。
左の親指付け根あたりはシフトチェンジによる擦れで黒くすり減り
ステッチが切れかかっている。

両足首の内側にもバイクをホールドした事による黒く変色したアタリ。

甲はかなり退色が激しく、このままオイルを入れたら黒ずむだけかもしれない。

ヒール周辺は綺麗な赤茶色を保っている。

これらの個性を如何に保ってリペアするかが難しいところだ。
ブーツならではの経年変化は、それぞれ特徴が現れる。
それがどのように使われたか比較的容易に想像する事ができ
ふと、街中ですれ違ったブーツに目をやると
想像欲をかき立てる個性あるブーツに出くわす事がたまにある。
そんな時は他人のモノながら、その愛着が感情移入してきて楽しい。
ブーツから徐々に視線を上にあげ、着ている服、顔、全体のイメージと
勝手にストーリーを作り上げる。
長年使い慣れた工具に最も近い装身具。
ストーリーのあるブーツが好きだ。
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テーマ:メンズファッション - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2010/01/18(月) 12:15:44|
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