手前の橋脚まで2、3メートル。
橋幅約30メートルの下は低くロッドを振り上げると当たってしまう。
日の出前から、この間を何度となく行き来する。
満潮から下げはじめ。
以前、
ルアー回収寸前で喰わせる事が出来なかったが、居るということは
確認出来たポイントだ。
橋下でベイトがざわつき始めた様だ。
日の出まで30分程。
暗い橋下の水面は街灯で照らされる明かりに辛うじて反射している。
風によるさざ波の反射とは違う、水面が盛り上がった小波がザワザワと
こちらへ向かってやってきた。
そしてそれは明部に出てくる前に消える。
程なくして2カ所でおこる。
橋下に
ルアーを数回投げ込んでみるが、
ルアーへの反応はない。
暫く様子を見ようと橋下に移動する。
相変わらずピシャピシャとベイトは騒ぐが、
シーバスは居るだろうか?
次第にベイトが行ったり来たりを繰り返す様になる。
これが、ベイトが追われている状況だろう。
此処は橋下。
岸壁と橋脚の狭いスペースでベイトは追いつめられた模様。
と、ガポンッ。橋脚際で捕食が開始されたのか。
数カ所でベイトの群れを確認出来る様になる。
すると、また違う場所でバシャンッ。
90㎡で繰り広げられる食物連鎖。
初めて間近で見る現象に気分を高めつつ、今結ばれているCD-7を投げ入れる。
こんなときはサーフェイス系だろうかと思いながらも、タイミングを逃がしたくない。
頭上直ぐ上の橋桁に胸下までの柵で、サイドキャストを余儀なくされる。
橋脚に何度か
ルアーをぶつけながらも、着水後にティップを上げてのリトリーブを
繰り返す。
なにか小さな反応でもないかと指に神経を集中するが、かすりもしない。
こんな時、どうしたらいい?!と無理矢理に詰め込まれた数少ない情報を
頭の中で検索してみるもデータ0件。
シーバスがベイトを追っている状態で、追われるベイトはどんな動きをしているのか?
そして
シーバスは、どの状況でベイトを補食するのか?
スロー、ファスト、トゥイッチング、ストップアンドゴーなど試してみたが
結局反応は得られなかった。
それにしても寒い。
今後一層強まる寒さに、釣場へと足を向かせるモチベーションは
今の自分にあるだろうか。
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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2009/11/04(水) 10:24:52|
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