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格好つけない 格好良さ

最近、気になっている人がいる。

今朝、駅のホームでまたばったり遭った。
この人に遭うのはこれで3回目だ。
遭うたびにマジマジと観察して、毎回感心してしまう。
写真を撮りたいのに、いきなり公共の場で撮れる訳もなく、、、

この人、ただのじいさんである。
でも、着こなしが自分的にパーフェクト!
まさしくスーパークール

今回となり後に立ってよーく観察してみたら、着ているもの自体は
どこかの有名なブランドモノってわけでは無さそうで、
それどころか、どれを見ても一つもロゴが入っていない。
あ、唯一ジーンズはリーバイスだったが。
今日はアメカジな気分だったのか、ブルー系のチェックのネルシャツをジーンズに
タックインしてザックリあみのオリーブ系のニットベスト。
そして薄めのリーバイスにブラウンのレザー調のスニーカー。
頭にはネイビーブルーのハットを後部分だけツバを少しあげている。
背中には黒のリュックに手には普通の傘とスポーツ新聞。

写真が無いので説明し辛い。

こんな感じ。あくまで、、、
guy.jpg



服のサイズは基本ジャストで、若干ベストは大きめをチョイスか。
とにかくバランスがいい。
はたしてこの組み合わせは計算によるものだろうか?
だとしたら、服選びのセンスがよく、自分を良く知っているということになる。

ここまでの情報を聞けば、さぞかしイカしたクールな紳士を想像されるかも
しれないが、まったくそんな事はなく、若干ショボクレ気味のただのじいさん(失礼)
なのであるから、このギャップが自分により一層インパクトを与えたのだろう。

以前、冬に厚手のニットの靴下にジーンズをインしている格好を見かけた。
色の組み合わせはよく覚えていないが、とにかく惹かれた。
それで、自分も釣りに行く時にその格好を真似してみた。
友人に会って一言、「やる気出し過ぎでしょ!」、、、

そうなのだ、その人のキャラとファッションが一致して初めて、カッコイイになる。
また、年齢も大きくかかわってくる。
若造には似合わないファッションは悔しいが存在する。

これも少し前の話、普段使用する駅の近くのスーパーに入ろうとした時、
近くのバス停のベンチに座っている老夫婦を見かけた。
問題は、旦那さんの方。
きっとその辺の商店街で買ったであろう(あくまで身勝手な推測)
黒系のスーツ(と言うより、黒のジャケットに下はプリーツの入っていないパンツ。
ヘタしたらジャージだったかもしれない)にワイン色のメッシュキャップを
額の半分から上で被るというもの。
その老人も馬券場にいそうなタイプ。
いや、馬券場はこのパターンがかなり多いかも。
そうか!馬券場のオッサン達はかなりクールってことになるなぁ。
話を戻して、そのオッサンを見た時にも衝撃を受けた。

なんで、こんなにも自然にこの着こなしが出来るのだろうか?
やはりそれは年齢によるヤサグレ感が、全体の雰囲気をまとめているのだろうか。

自然に見える事。
これが一番なのではないだろうかと思う。
もちろん、奇抜なとかフォーマルな席でドレスアップしてっていうのも
大事で、それはそれで楽しい。
しかし、それらはその人のキャラクターにそぐわない場合もある。
その人を感じるのはやはり普段の生活である。
普段の生活=その人の個性。

個性と聞くと、一見のパッと見で分かり易いものに目が行きがちだが、
実は普段何となく見ている、スルーしてしまいがちなモノにこそ個性は
詰まっていると感じている。

この事は、もちろんファッションだけではなく、生活圏のモノ/プロダクト、
ヒトの素振りなど全てに当てはまる。

じいさんのファッションからかなり飛躍してしまったが
こんな様なことを学んだのだった。

それにしても、クールなじいさんの朝の服選びの現場に立ち会いたい。

自分も味のある男を目指して。
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  1. 2009/10/08(木) 16:11:35|
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