以前より候補に挙がっていた
八千穂レイクに友人と行く事にした。
7時過ぎに友人をピックアップして、まだ交通量の少ない道を順調に走る。
天気は薄曇り、時々小雨が混じるが雨の釣行は慣れているので大して問題にもしていないが、やはり晴れている方が気分はいい。
メルヘン街道の峠にさしかかると、頂上手前から霧が発生した。
ここは結構な確率で霧が発生する。
頂上を過ぎると次第に霧は晴れ、以前訪れた事のある八千穂スキー場が見えてきた。
この辺りの環境はいつ来ても気分が落ち着く。
そのまま数分ほど行くと
八千穂レイクに到着した。
ウッドチップの敷かれた駐車場にはすでに5~6台の先攻者があった。
とりあえず日
釣り券を購入して、車にもどって準備をする。
7月も半ばだと言うのに空気はひんやりとしていて、白樺林の中で野鳥の声を聞きながらウェーダーに着替えた。
釣場に行くと数人のフライフィッシャーがウェーディングしている。5~6つある桟橋も先行者がいたが、辛うじて一つだけ空いていた。
そこへ友人と陣取り開始する。
水はニゴリ。
何がいいのだろうかと、いつものオリエンピンクから投げてみる。
特に感じるアタリは無し。
少しすると隣の友人にヒット。
ロッドは綺麗に弧を描き、その先の沖のヒットポイントに目をやると、程なくして激しいジャンプ。レイクの静寂をぶち破るほどの激しいファイトにテンションあがる。
あがってきたのは50UPのヒレピンな
レインボウ。



その後、立て続けにまたヒット。
沖のヒットポイントではまた派手なジャンプ!
熱すぎるこの展開。
これまた良型。

このいい流れに自分もあやかるべく、友人からヒットルアーを借りて投げる、投げる、投げる、、、
!?
何処へ行った、さっきのハッピーアワー。
お祭りはすでに終了したようで、レイクはまた静寂に包まれる。
吹きつける風は次第に強くなり、時折小雨も混じる。
ルアーを取っ替え引っ替え、強風に耐えながらのキャストで初の反応が。
が、なんだが様子がおかしい。
さっきのヒット劇を見ているだけに、ここはガツン、ギューンじゃないのか?!
引いて手元に寄せるとお呼びでないコイツ。

桟橋をあきらめ、一番奥でウェーディング開始。
軟質の底に若干足を取られながらも、腰まで浸かって扇状にぶん投げて探る。
強風での白波で身体が前後に揺れる。
次第に身体は芯から冷えてくる。
と、ルアー回収寸前でククンッとティップが入るがフックせず。
桟橋まで戻って仕切り直しをするが、風は強くなる一方。
昼食休憩にした。
ロッジ前のひょうたん池では家族連れが、えさ
釣りをして楽しんでいる。
後半戦はロッジ前付近から。
一番手前の桟橋横からは魚が確認出来る。
信頼のおけるクラピーピンクシャーベットを投げると、すぐさま喰った。
良しっ!とロッドを上げると、一瞬のテンションがかかった後、直ぐに抜ける。
なにが起こった?!
ティップを見上げるとラインが宙を漂っている。
直ぐにポイントに目を戻すと、水面にクラピーをくわえたままの
レインボウがゆっくりと水面下に消えて行くところ。
さっきの結びを怠った結果だった。
かかりは浅かったはず。うまい事抜いてくれと願いながら、スナップにラインを結び直し、
ここは最近負け無しのフラットフィッシュで勝負。
一投目で高反応。負けは無いと確信の2投目、着水後直ぐにヒット。
フラットフィッシュは見事にひったくられ、水面下へと消えて行くと、懐かしいあの重い引きの感触。
グリグリと巻くが、ドラグ設定が甘くラインは出て行く一方。
テンションをキープしている事を確認しながら、ドラグを閉める。
絶対にばらさんぞ。
頭の中はこれしか無い。
手前まで来て、ジーーッと潜られる。
友人のキャッチでやっと1本。
これまた50半ばの良型。


その後、ペレットがバラまかれると出てくる、出てくるあちこちから。
ガッポンガッポンと異様なまでに。
それまで、いい感じでルアーに反応していたのが、それを境に反応は落ちる。
暫く、クランクでねばる。
途中、デカイのが追ってきて、変なテンションでクランクの下をものすごいスピードで行ったり来たり。
この興味の示し方は面白い。
が、その後喰う事は無く、ロッジ前の桟橋に移動。
友人の沖でのヒットで午前中の熱いジャンプの再現があるも、フックアウトで終了。


悪条件の中、お互いに結果を残せた事、自然環境の良さで、また訪れたい釣場だった。
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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2009/07/21(火) 17:59:24|
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