3/15 終日快晴
3時半起床。連日はさすがにキツい、、、
4時半ホテルを出発し、
本栖湖へと向かう。
甲府から
本栖湖へと続く峠道は、早朝だと言うのに、かなりの数の車とすれ違う。
初めての
本栖湖で、前夜までポイントの下調べをしていたが、実際来てみると全く分からず。
あたりはもう少しで明るくなる一歩手前の状態。
とりあえず、現地の看板をみてキャンプ場近くの駐車場に止める。
そこには沼津ナンバーの車が一台とめてあったが、中に人はおらず、既に
釣りをしているものと思われた。
それにしても、この暗さにこの寒さ。当然ながら何も物音もせず、ここに一人で来る勇気は到底無い。
そうこうしているうちに、山の向こうが明るみ始めた。
眠気と疲れた身体に鞭打って早起きしたのだから、この朝マヅメを逃してなるものかと、急いでラインを結ぶが、何しろ暗くて思う様に行かない。
やっとの事で準備を整え、真っ暗な道を湖へと進む。
歩くたびにガリガリと霜柱がくだける音だけが響く。
着くと、さっきの沼津ナンバーの持ち主と思われる人が何本かの竿を湖に向けていた。
それを横目にミノー投げる。
ミノーがどこへ着水したのか、ラインがどこへ向かって出ているのか全く分からない。
はたしてミノーの選択は正しいのか?
そんな事を思いながらも、投げ続けていると、ライントラブル。
しかも、状況がよくわからずイライラする。
段々とあたりは明るくなり、ようやく周りの状況がつかめる様になってきた。
気がつくと
釣り人は増えていた。
ルアーを取っ替え引っ替え、ポイントを少しずつ移動しながらも、全くあたり無し。
すでに日は完全に昇り、
本栖湖の水の透明度に驚かされる。
それでも、少しの期待を込めながら、思いっきり遠投する。
最初のポイントに戻ると、既に人影はなく、自分たちも別のポイントへ車で移動する事にした。
ここでも無いあそこでも無いと言いながら、決めた次のポイントは正面に富士山の見えるだだっ広い浜だった。
とにかく無心で投げ続けるが、あたり皆無。
あきらめて、富士山を眺めながら遅い朝食をとる。
この景色を見に来たんだと開き直り、しばらくの間、休憩した。
コレはコレで、いいかもしれない。
次のポイントへ。
第一印象で決める事にした。
浜へ降りると先行者がいた。
可能性はあると判断し、新たな気持ちで投げる。
そうこうしているうちに、何人もの人が来ては去っていく。
ここは、ポイントであるらしい。
2時間ほどアタリ無し。
完全にあきらめつつも、投げる事だけはやめなかった。
途中で、クランクに変えていた。
機械的に投げては巻きを繰り返していたところ、ググッと忘れていた感触が伝わってきた。
来た!
この一匹を絶対逃してはならない。
バレルなと祈りつつ、つり上げた魚は、サイズこそ小さいものの
ブルーバック。
釣れる事など想定していなかったため、ランディングネットが手元に無い。
そのままルアーを持って無事につり上げた。瞬間フックが外れて
ブルーバックは砂利まみれ。せっかくの綺麗な
ブルーバックが、、、

かなりの興奮で、その青さを良く観察できなかったのが悔やまれる。
今日の移動してきたポイントでヒットしている人を一人も見なかった事を考えると、コレは奇跡的なヒットであった。
その後は、また元のとおり、ぱったりとあたり無し。
今まで、管
釣り場である程度釣れる事が前提で
釣りをしてきた自分としては、1匹の重みを思い知らされた
本栖湖釣行だった。
結局なんだかんだで釣れたから言える事かもしれないが、自分のしたい
釣りはこういったものなのかもしれないと考え始めている。
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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2009/03/18(水) 09:00:03|
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