6:30am
訪れたのは僕の好きな場所。
朝一では初となる。
藪漕ぎして僅かなスペースを探し出した。
足で探りながら、浅瀬と深場の境を確認する。
後方は先ほど藪漕ぎしてきた急斜面、前方上方には張り巡らされた木枝。
未だ要領を得ないロールキャストを強いられる。
僕からの視界は下の写真の通り。
岸際の木枝の下に居るのだ。
ボートやフローターから狙う、高ポイントの場所に僕は立っている。
ここで出会う初めての先行者の為、ここを選ばざるを得なかったのだが。

ほどなくして移動。
ここがいつもの立ち位置だ。
僕はここで魚を掛けたいと、何度か通ってきた。
膝下の水場が広がり、水草と根が張りつめる。
マングローブの密林の一部を切り取った様なポイントである。
ここを手前から順にポッパーで探って行く。
時折、小さく水面が弾け、好奇心旺盛の小さな生命が反王するが
ポッパーの大きな針には乗らない。
先ほど居た先行者が一通りこのポイントを歩き回っていた。

ここから沖方面に身体を向けることにする。
上の取れない木の下からのキャストとなるが、徐々に水深のある草場を狙う。

なんとか木の間を通してフライを沈めると僅かな手応え。
水中での釣りの相手は中型のブルーギルであった。

ウーリーバガーでリトリーブの練習。
ツッと引いてはポーズ。
ゴンっと確かな手応え。
#6のグラスロッドが程よくしなり、ラインが左右に振れる。
遂にバスのお出ましか?
上がってきたのは、サイズアップのグッドファイター。


ここからは、ギル祭りの始まり。
時折、ドライでも試してみたのだが、それには反応せず。終始、沈めての釣り。

水草の切れ目は、水深の境目でもあった。
どうやら、水草から手前、浅瀬よりに魚がたまっているようだ。
近づいてみれば、水草には多くのオタマジャクシがへばりついている。
容易に身を隠せる事が出来、餌も豊富。
どんな魚だって、このような環境を好むに違いない。

フライで初バスを目指して。
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テーマ:フライフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2013/07/21(日) 14:03:27|
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