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野池に響く2ストの音色

玄関先でウェーダーに履き替える。
僕の従来の釣り、からするとこの時点で大きな違和感があるのだが、
ウェーダー姿で向かう先は腐れ縁のDT200WR。

メットを被りゴーグルを装着すると一気にスイッチが入る。
この高揚感がたまらなく好きだ。

熱くなっていた頃の記憶が甦りつつある。
バイクとの接し方は以前とは違えども、その情熱は今でもさほど変わっていないようだ。
それに加え、今後はウェーダーで跨がり、ロッドを背負うのだから
僕のバイクの愉しみは更にその幅を広げる事になる。

以前にも記事にしたが、今の生活において、このスタイルが無理のないものと言える。
軽く腰を上げて、空いた時間にフラッと活動出来ることがライフワークの一つの形ではないだろうか。

さて相棒のDT200WRの調子は、と言うと、素人作業の数回のキャブレター洗浄で
機嫌を直し、最近ではキック一発で仕事をしてくれるようになった。
長年の放置による多くのフレームの錆や、プラパーツの塗装劣化で
見てくれは廃車と間違われるほどであるが、やはり手放しがたい唯一無二の相棒なのである。

履きっぱなしのエンデューロタイヤで、アスファルトのグリップにヒヤヒヤしながらも
目的の野池へと道をそれる。
訪れるコーナーの出口を目で捕らえ、進入スピードとバンク角の、自分の技量で
クリア出来る頃合いを計る。
轍の外縁にタイヤを預けてアクセルを開ける。
早く釣りをしたいという気持ちの反面、これが続くのも悪くはない。そんな気持ちだ。

調子が出てきた頃に、目的地にたどり着く。
停車位置から手前でエンジンを切り、スルリと惰性で静かに停車。
バイクから降り、5ピースのフェンウィクを繋ぎながら水面を見遣る。
05182013_1.jpg

雰囲気は申し分無し。
そっと入水し、まったりとした重い水を分けて進む。
生命感はあるが僕のバスバグに反応はない。
05182013_2.jpg

遠くでガボガボと何やら騒がしい。
あそこまでは届かない。

でかいバスバグを少しでも遠くまで届けられるようにと
結局は水面を荒らしながらキャスト練習に明け暮れた。
05182013_3.jpg
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テーマ:フライフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2013/05/24(金) 21:41:32|
  2. Fly fishing
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

カブラー斉藤という人がいます。
彼はカブにまたがり背中にカメの甲らのようにフロートチューブを背負ってポイントへ向かうそうです。

さて・・・(笑)
  1. 2013/05/25(土) 21:24:46 |
  2. URL |
  3. いわなたろう #-
  4. [ 編集]

いわなたろうさん

カブラー、ですか(笑)
ハンターカブなら良い雰囲気ですね。
ま、僕もそのうち亀のようになると思います。
  1. 2013/05/29(水) 20:50:36 |
  2. URL |
  3. SKY #LkZag.iM
  4. [ 編集]

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