昨夏に訪れたダム湖のワンドにて。
夏には岸辺に小魚が常に寄って、#16ドライフライを落とすと
次から次へとブルーギルが相手をしてくれた。
#6のグラスロッドではパワーがありすぎて、小さなブルーギルの
生命感がスポイルされてしまったが、それでも中には手のひらサイズが
小気味良くロッドを曲げて楽しませてくれた。
本当はバス狙いで、覚えたてのマラブーを結んだのだが
ブルーギル集団に紛れていた2尾のバスからは知らん顔されてしまった。
こんなことなら渓流で使用しているカンパネラを持ってくれば良かったなと、
最後までマラブーを無視し続けたバスを見て思ったのだった。
あと数時間で早い日没を迎える新年のダム湖の湖面は風に揺れていた。
時折風が止んで水中を観察するが、どこにも魚影は見当たらない。
子供達を順番に前で抱えながらロッドを握らせる。
僕は後ろから、その小さな握り拳にそっと手を添えてロッドを振った。

寒空の下、ぷかりと浮かんだフライにアタックしてくる魚はない。
ならばニンフと、ティペットのつなぎ目にマーカーを留めて暫く待つと
すうっとオレンジ色の大きな鯉がつついた程度だった。
そろそろ親父と息子での釣りの思い出を。
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テーマ:フライフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2013/01/08(火) 13:20:27|
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| コメント:1
SKYさん こんにちは。
ブログにコメントいただきありがとうございました。
神戸に来られてたんですね! 是非釣りご一緒しましょう。
息子さんと一緒にフライが出来るとは羨ましい限りです。
良ろしければご都合のいいときにメッセージでご連絡ください。
- 2013/01/15(火) 19:13:42 |
- URL |
- happy core #BR/hs8.I
- [ 編集]