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Fishing & Camping

友人と2週間前から話を詰めて、自分の持ち物をメモ帳にリストアップする。
毎晩少しずつ、道具をバッグに詰めてはボールペンでチェックをしていく。

そして遂にこの日を迎えた。残り1週間のなんと長かったことか。
僕らの、「Fishing & Camping」が始まる。
09162012fishing_and_camping.jpg

前情報で、現地はかなりの減水と聞いており、その後の2週間でどれほど水が残っているだろうか。
2台の車が草の生い茂った坂道を下り、見えて来た光景に唖然とした。
取り敢えず皆で下まで下りてみる。

ここはもう既に僕らの見慣れた場所では無くなっている。
この異様な光景にしばし複雑な気持ちで眺める。
09162012_1.jpg
満水ではもちろん、木が生えているところまでである。
そこから1~3メートルの水の上下は記憶している。
枯れ果てたこの大きなダム湖の底を見る事があるなんて思いもよらなかった。
更に下ってみる。
09162012_3.jpg

枯れた湖面の中央には僅かな水が流れている。
その流れ周辺には立ち枯れた木がいくつも、ヒョロリと立っている。
残暑の青空と周りの緑のなかで、そこだけが黒い影となって見える。
なんとも寂しい光景だ。

この流れの筋が、水没以前に流れていた渓流だろうか。
かつての流れは、さぞ美しかっただろうと想像して見るも
眼前とのギャップで僕のイメージも直ぐにかき消されてしまうのだった。

義父は幼少の頃、ダムが出来る前に、この集落に住んでいたらしい。
当時のことを知りたくて色々と聞いてみたのだが、当人も記憶が無いほど
幼かったので、期待する答えは得られなかった。

後を振り返ると、ここが現在、水のあるダムの端だということになる。
僅かな流れが湖底の泥を削りながら流れ込み、水は極濁りである。

09162012_2.jpg

この不思議な光景を見ながら、未だ慣れず。
一先ず設営をし、ことあるごとに「それにしても、スゲーな、コレ!」と皆が口にする。
09162012_4.jpg

今夜の焚き火はテント前に。
この先はガクンと落ちている。魚の付く駆け上がりである。
高台からの見晴らし最高の場所だが、ここも本来なら水没する場所だ。
09162012_6.jpg

誰もいない、完全なプライベート空間。
炎天下のもと、ビールを次々にあおりながら、昼飯としたトマトソースのペンネを食う。
日はまだ高い。
早く夕暮れが来て欲しい反面、この貴重な一日がより長く続いて欲しくもある。
09162012_7.jpg

釣り的には、かなり厳しい状況ではあるが、せっかく来たんだし、と言う事でタックルを持って
湖面まで下りる。
最近に水が引いたばかりの場所はぬかるみ、ウェーダーの膝下まで埋まりながら、ゼェゼェ言って
辿り着く。
僕は少しでもフライラインが出せるようにと、初めてダブルホールを試みる。
夢中になってふと気がつくと足が泥に沈み、引き抜くのに大変なことになる。

友人達はルアーで浮いている空き缶に当てるゲームを始める。
僕だって、魚の事なんか全く考えず、ただひたすらラインが出せるようにとキャスティング練習。

09162012_5.jpg

夕闇迫って、火を入れる。
山が黒くなる。
風は穏やかで、天気の荒れる心配も無さそうだ。
09162012_8.jpg

友人達が夕方前から準備していたスモークは最高の出来映え。
チーズにソーセージにベーコンにと、更に酒がすすむ。

闇が完全に周りを包み、ふと見上げると頭がクラクラとする様な星空。
ここ最近のキャンプでも最高の夜空である。
何度か撮影を試みるが、バックモニターではよく分からない。
後でデータをいじって、コレが限界。
これじゃあ、まったく伝わらないなぁ。
09162012_13.jpg

23時の時報までは確認したが、僕は火の前でうつらうつらと船を漕ぐ。
09162012_12.jpg

これが一度撮ってみたかった。
09162012_9.jpg
熊除けにとラジオは付けっぱなしで就寝。


翌朝、薄らと靄が煙る。
朝飯はガーリックトーストに、ソーセージに目玉焼き。
朝から肉を焼いて食べる友人を見て、良く食えるなぁと。
09162012_10.jpg

朝食後、一通りフライで探っては見たものの、反応は無く。
本日も炎天の下、荷物をまとめた。
09162012_11.jpg
忘れられない、素晴らしい時間を共有してくれた仲間に感謝。



減水のおかげで、この場所に設営し一夜を明かす事が出来た。
貴重な体験だった。

今見えている大地は、ダムが出来る以前のかつての層だ。
人々が生活していた層が現れた場所で僕らは野営をした。

多くの人が暮らしていくうえで、必要な物はある。
はたして本当に必要なものとはなんだろうか。



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テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/09/18(火) 18:18:37|
  2. Fishing - Lake
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<今期、最初で最後のウェットウェーディング | ホーム | 残暑の下でまったりとフライフィッシング>>

コメント

光の入ったテントの写真きれいですネ。
3人で2張り?

先日ボクが行った川もダムに沈む予定だった川です。
なにが必要でなにが必要じゃないのか。。。
なにを子孫に残してあげたら良いのか、と考えると案外簡単に答えが見つかるのかもしれませんね。
  1. 2012/09/19(水) 09:21:56 |
  2. URL |
  3. いわなたろう #-
  4. [ 編集]

いわなたろうさん

3人で2張り。
やっぱ、そこ突っ込みますか(笑)
1名、テントを持ってなかったので友人の方に2人だったのですが、
仲間内でも当日、それをネタにくだらないことで爆笑してました。

沈む予定、ということは回避されたんでしょうか。
それなら安心なのですが。
既存の不必要なダムを取り壊すという動きが
アメリカではこの間実施されました。
パタゴニアの環境取り組みの記事で知ったのですが、
日本はどうなんでしょ。

金に多くの人が絡み、、、と面倒ですね。
  1. 2012/09/19(水) 11:54:15 |
  2. URL |
  3. SKY #LkZag.iM
  4. [ 編集]

こんにちは。

フィッシングキャンプ、素晴らしい時間を過ごされましたね。
一人用テントがカッコ良過ぎます。
私もいつかチャレンジしてみたいです(^^)
  1. 2012/09/19(水) 20:59:26 |
  2. URL |
  3. happy core #BR/hs8.I
  4. [ 編集]

happy core さん

釣りを始めた頃からずっとこれがしたかったんです!
やっと念願叶いました。
子供が居ると、ソロテントなんて買いづらい(笑)
時間を掛けて準備してきましたよ。

野池でもダム湖でも、環境のいい場所でやるのは
最高なはずです!
  1. 2012/09/20(木) 10:38:25 |
  2. URL |
  3. SKY #LkZag.iM
  4. [ 編集]

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