シンポジウムに行って来た。
お題目は、「ドイツに見るオオカミとの共生-復活オオカミでシカをコントロール」。
僕は釣りを始めてから山に入る機会が増えたと同時に
自然の存在を再認識し、四季のある日本の環境で生活できることを有り難く思った。
このブログの左上にはプロフィール欄があるが、ハンドルネーム下には確か自分を
紹介する為のコメント欄が設けられている。自分の遊びのフィールドはそのほとんどが
山であったため、それをそのまま記したのだが、それはブログ開設から現在までかわる事無く
むしろ、この言葉にひかれるように自分の活動、興味はそちらへと深まっている。
数ヶ月前に手にした老舗のアウトドア雑誌「BE-PAL」では、森の特集が組まれおり
森に関する書籍の紹介があったので読んでみた。
「森は生きている/著:富山和子」
「森は海の恋人/著:畠山 重篤」
「邂逅の森/著:熊谷 達也」
「センスオブワンダー/著:レイチェルカーソン」
「木を植えた男/著:ジャンジオノ」
「調べて楽しむ葉っぱ博物館/著:多田 多恵子、亀田 龍吉」
そして最後に読んだ「オオカミを放つ/編著:丸山 直樹、須田 知樹、小金澤 正昭」。

山、自然生態系に関しての知識がほとんどなかったため、
「オオカミを放つ」の前に読んだ書籍のおかげで、この本の訴えたい事が
すんなりと自分の中に入って来た。
是非、今後の活動を見守っていきたいと思っていたところ
シンポジウムが東京でも開催されることを知り、会場に足を運んだ。
予想外に若者の姿も見られ、どういう経緯で来たのかは知らないが
同じ世代が感心を寄せている事を嬉しく思った。
内容は、時間の制約もある為、あまり踏み込んだ内容ではなかったが
オオカミの導入検討に関する事前情報を持たない人には、要約された内容で
良かったのではないかと思う。
今回の目玉である、ドイツのオオカミ導入事例としてドイツの方が
通訳を交えて現状を説明されたのは大きな収穫だった。

僕は、生態系を元のあるべき姿に戻すという観点から今後も支持していきたい。
同内容のシンポジウムはあと2回。以下の場所であります。
⑤(松本)10月8日(土)14:00~17:00 松本市駅前会館(大会議室)
松本市深志2丁目3番21号 TEL 0263-33-2966
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/tiiki/sisetu/shukai/ekimaekaikan/index.html
⑤(山梨)10月9日(日)13:15~15:15 山梨県富士川町民会館(会議室)
山梨県南巨摩郡富士川町青柳町338-8 TEL 0556-22-7212
賛成、反対どちらも実際に会場に足を運んでみることをお勧めします。
疑問に思ったことなど何でも実際に聞いてみる良い機会だと思います。
主催:
一般社団法人日本オオカミ協会
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テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ
- 2011/10/07(金) 12:30:54|
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