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早朝の山散歩

連休の帰省で地元の仲間と山に入った。

定期的に帰省はしているものの、僕はもっぱら釣りに忙しく
地元の仲間と会う機会をなかなかつくりだせない。
お互いに仕事を持ちはじめて、家庭が出来て、
それでも年に2回程はみんなで集ることが恒例なのだが
全員集合はかなり困難だ。
もしも全員あつまったなら、現時点で約30名の大所帯。
会う度に、その光景を一度見てみたいとみんなが口にする。
記念写真を撮るという口実で集まれないかなぁ。

今回は僕の呼びかけでみんなでバーベキューということになった。

カミさんと子供連中がぞろぞろ集まるのが昼前だから
早朝は仲間と山にジコボウ獲りに出かけた。

釣り目的以外で山に入るのは久しぶりだ。
道中、車内ではいつもどうりのくだらない会話で大笑いし、
それぞれの家庭の話をし、久しぶりに会っても昔と変わらず
心を許せる仲間が居るのは有り難いことだと、歳を重ねるごとに感じる。

車はグングンと標高をあげ、林道へ入る。
ゲートをあけて更に進む。
車での林道走行はジムニー以来。
ジムニー程のコンパクトさはないものの最低地上高はD5でもかわらず、
安心して走ることができた。

車を降りるとひんやりと湿った霧が全身を覆う。
僕は昔からこの感覚が大好きだった。
心身ともに浄化される。
そんなに疲れているのかなぁ。

最近雨が降っておらず、夏日が続いていたため、期待はしていない。
仲間と山に入ること自体が楽しみだった。
バックパックに着けた鈴を鳴らしながら、足を踏み入れる。
腐葉土に身体が沈み、土の匂いを感じる。
濡れた草木に触れて山を感じる。
帯状となった霧が風に吹かれて、山肌を覆っていく。
青々とした草木が健全に育ち、土が肥え、無数の虫がうごめき、
それを獲る動物達が居て、僕らの暮らしがある。
普段都会にいると、この環境はなにか特別なものとして、
僕の日常生活には直接、あまり関わりのないこととして暮らしている。
しかし、山をまもる人が居ることを忘れてはいけない。
釣りが楽しめるのも、水を育む山が健康であればこそ。
人々が田舎を離れて都会に集中し、田舎の若い働き手が減っている。
その少ない若者達だって山の仕事に従事するとは限らない。

もっと自然の中に入って、見て触れて、僕に出来ることを探したい。

今回は3人で僅か10本足らずのジコボウだった。
バーベーキューでジコボウの味噌汁をと思っていたのだが
帰ってカミさん達になんと言われることか、、、

jikobou.jpg

僕はキノコの知識に乏しく、ジコボウも今回結構怪しかったり。
途中でジコボウあったぞ!と仲間に見せうちの一つが別物で
以後、ジコボウ採り要注意人物の烙印を押されてしまった、、、

見つけたキノコ達。
others.jpg

教えてもらったタマゴタケ。
tamago.jpg
持って帰ってみたら、この白い家から頭が出かかっていた。

種類が分かればもっと楽しめること間違い無し。

山を堪能した半日だった。

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山で気になったこれ、コナアカミゴケと言うらしい。
konaakami.jpg
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2011/09/20(火) 18:10:22|
  2. Outdoor
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