湖で釣りを始めた僕は、これまで釣行の大半が湖だった。
しかしここ一年ほどはホームの一時閉鎖を期に、視野を広げ
まだ回数は少ないものの、川に目が向きつつある。
新たな事を始めるのはいつだってワクワクするし、そこでの発見や経験は
当然ながら新鮮で、いままでして来た事に対しても違った見方ができ、
その要素をもって次の世界が広がるのを期待する。
今回向かったのは長野の渓流。
釣行日は3月末で、まだ気温も安定せず寒さがぶり返していた。
短時間ということもあり数百メートル圏内を上下した。
ルアーを投げるポイント、流し方、引き方と
果たしてどうしたら良いものかと、色々と試しながら移動する。

流れが早すぎる場所には、魚は付かないのだろうか?
いや、その下の流れは、目視出来る表層の流れよりは遅く、
明るい時間帯では、その深場に付いている事もあるのかなぁ。
そんな様な事を、いくつも自問自答しつつ、なかなか際どい場所に
ルアーを投げ入れる事が出来て、思わずヤッタと声が出たり。
そのうち、ルアーを狙った場所に投げ入れる事に夢中になり
対岸ギリギリに落とす事が課題となる。
次にルアーの描く軌跡の高さに注意がいくようになると
ロッドを振る角度だと気づき、なるべく静かに着水させるには
ロッドの振り出し方と、サミングの調整でもあるなぁと。

対岸の岩ギリギリにルアーを着水させ、フリーで落とし込む
というような事を主に試してみたが、一度だけ、急いでルアーを回収しようと
高速で引いてくると、ルアーの後ろ、その深みからいきなりヌウッと
魚が現れ、もうこれ以上ルアーを引けないと水からあげると
クルッと帰って行ったのだった。
結局は釣れなかった。
だけれど充実感があった。
それは決して大きなものではないけれど
この部分が僕にとっては大事な事で、
僕が釣りをする意味なのかもしれない。
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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2011/04/11(月) 00:26:45|
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Megaceryle lugubさん、こんばんは。
> 今度は渓流ですね。
そうなんです、チマチマと動いています。(笑)
雨は降っていませんでしたが、割とダムに近い場所でしたので
その影響もあるのかも知れませんね。
渓流は景色が変わるのが良いですね。
湖だと私の場合ほとんど移動しませんので。
渓流を経験して、湖に戻った時、なにか新しいことが見つかる様な気がして
それに期待してます。
- 2011/04/12(火) 18:08:46 |
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