3連休を利用して、我が家は関東を離れた。
以前から計画していた、カミサンの祖父を見舞う為に香川へ行った。
羽田への道中、湾岸線葛西は閉鎖されており
ぐるりと迂回して箱崎から羽田へと急いだ。
搭乗手続きの混雑で、香川行きの締め切りのアナウンスが流れ、
そこからは猛ダッシュで乗り口へと走る(香川行きの乗り口はかなり遠い)。
一時間で香川へ到着。
そこはいつもと変わらない空気感で、正直ホッとしてしまった自分の心を嫌った。
連日の震災の報道で、お亡くなりになった方や避難所で暮らす方々の
様子を見ては涙し、原発の状況に一喜一憂し、我が家では家にこもりきりの
家族が一日中TVを見ていた。気付かないうちにストレスは溜まっていたのだと思う。
高松空港から祖父の家までは約15キロ。
その間、いくつもの野池が存在する。
それを知っていた僕は、出がけまで用意していたタックルを
手に取るか迷ったが、結局は持ってこなかった。
家から徒歩数分の池へ、長男と甥っ子を連れて散歩に出かけた。
この辺りでは比較的大きな池だと思われる。
濁った水面に目を凝らしたが、魚の姿は確認できなかった。
少し歩くと、年配の方々が糸を垂らしていた。
タバコの煙を燻らせながら、ゆったりと流れる時間の中で魚信を待っていた。
こんな日常風景が、とても貴重で幸せに感じられる。

一日も早く被災地が復興し、被災された方々の心が穏やかになることを切に願う。
世界が平和でありますように。
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テーマ:日記 - ジャンル:日記
- 2011/03/24(木) 12:30:25|
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