びしょ濡れのまま、釣れんなぁ~と、濡れたジャケットを脱ぐのも億劫で
そのまま車に乗り込んだ。
帰宅するとカミサンの友人はまだ居て、どうだった?と、僕の予想通りに
当たり前に聞いてきた。
既に僕の中ではシュミレーション出来ていて、というか、釣れなかった、と言うだけ
なのだけれど、毎回釣れなかったと言うのなんだかしゃくだし。
それで、○○ちゃん来るといつも釣れないんだよねー、と冗談まじりに言った。
しかし、その○○ちゃん、だけでは無いのだが、カミサンの友人が我が家に遊びにこなければ
釣りに行ける機会も無い、のも事実で。
釣りに行ける!と前日に判明し、何処へ行こうかと色々考えたが、結局起きたら9時近く。
釣りに行ける、いや行かせてもらえる、の謙虚な気持ちで、カミサンの友人が
来訪するまでに僕に出来る家のことを全てやってから、自己満足でスッキリと出かけたいのだ。
ちょっと前に、魔が差して? いやいや探究心から新しいロッドを手に入れたので鱒
釣りに
行きたかったのだが、今から出ても、少ない釣行時間のうえ、帰りはどえらい渋滞にハマること確実だ。
前回に様子を見に行った
海浜公園へ、今回こそはシーバスの顔を拝みたい。
建設中の高架を右に見ながらひたすら人工磯沿いに歩き、端まで行って場所は?と眺めるが
今日も人だらけ。ソコから左に折れて、しばらく入れそうな場所を探す。
丁度、中間あたりに何とか入りキャストを始める。
さぁ、今日こそは!の気持ちは毎度変わることがないのだけれど。
何度も、定期的にボイルが右から左へ、またその逆へと起こる。
ルアー着水位置をあれこれ変えて、スピードも変えて、数回コツンがあったけれど
ヒットには至らなかった。
次第に辺りは暗くなるとともに、雨が降り始め、人が去って行く。
左を見ると遠くに、一人残って黙々とキャストしている同年代らしき
釣り人。
雨に煙って時折姿もぼやける彼に励まされて居残ったが残念な結果となった。
パンパンに張った肩、背中を丸めて次第に強くなる雨の中をトボトボ帰って行くと
まだまだ居残り組み(釣れていないとはかぎらないなぁ)と、今から始める強者が
暗闇にぼんやり浮かぶ。
それを見て、諦めきれず、また寄り道してはルアーを投げ、投げ、、、、

"F"は、Fish!のFか、F○○○のFか、、、

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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2010/10/28(木) 12:30:04|
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