先日、
リペアに出していた
ブーツが届いた。
今年の1月から
リペアをお願いしようと考えていたのだが、
タイミングを逃してしまい、最近になって依頼した次第だ。
リペア依頼に至った経緯は、この記事から。
REDWING/RE-8159永い事愛用してきたので全体的にヤレてはいるが、各所に見られる
傷、汚れ、シミは約10年間、僕と時間を共有した証明であり、個性であり、愛着である。
これらの存在を消す事無く
リペアしてもらった。
今回の
リペア依頼の主な注文内容は、経年変化によってキレイに赤茶色になったヒール部分を
基準に、色補正してもらった。
つま先付近の小傷は消さないこと、色補正時に色を均一にしない事、バイクの操作によって出来た
酷い黒ずみを消すが、やりすぎないこと。と結構曖昧な注文内容だった。
初めて
ブーツリペアを依頼し、どんな感じに仕上がるのか想像がつかなかったのだが、
届いた段ボールを開いて直ぐに、「まさしく僕の
ブーツだ」と思えたのが今回の満足度を
あらわしているかと思う。

最も退色が激しく、オイル抜けによるひび割れや、ささくれは写真のように補正された。
色具合も他と自然になじんでおり、浮き立つ事は無い。
左足親指付け根辺りは、バイクのシフトチェンジにより、革が擦れ黒光りさえしていたが、ご覧のとおり。

左足首辺りは、バイクのフレームをホールドしていた事による、革の擦れと変色も
巧いことアタリ感のみが表現されている。

トラクションソールの7割りが既にツルツル状態であるので
ソール張り替えもこの時期にと考えたが、試しに玄関で
ブーツに足を入れたら
それはもう完璧に僕の足型で、またリペアに出す時間も惜しく、今シーズンはこのまま履こうと決めた。
自分に最適のどんなにか素晴らしい足型で新品をあつらえたとしても
これに勝るものはないのではと思われる。(そんなにも素晴らしいオーダーメイドをした経験はないのだが)
ところでこの
ブーツを購入したのは、当時、特別に頑丈だとかリペアを
考慮してのことではなかったし、
ブーツもファッションであるから
自分の趣向が変われば自ずと要らなくなって、手放してしまう可能性もあった。
今回改めてこのブーツを見直し、リペアに出して、また使い続けようと感じた
この経験は、過去、未来に於いて自分のモノの選択基準を考えるいい機会になった。
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テーマ:メンズファッション - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2010/10/27(水) 12:41:01|
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カッコよくリペアが仕上がってきましたね。
ボクもブーツは好きなほうでレッドウィングは10年ほど前に買った875を愛用していますが、
最近はダナーライトのほうが出番が多いかな。
槻の池、話は聞きますが行ったことないんですよ。蓼の海にいけないとオフの釣り場も悩むところですね。
そうそう、排水ゲート作っていましたよ。
今後のために水を入れる寸前に底の形状を見ておかなきゃ、なんて思っています。
あづみ野フィッシングセンターもお勧めですよ。
- 2010/10/28(木) 09:43:19 |
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- いわなたろう #-
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今回はリペアに出して正解でした。
ちょっと自分でやる勇気はなかったです。
ダナーライトいいですねぇ。いつか履いてみたい!
こんな感じのウェーディングシューズってありますよね。
蓼の海がないのはかなりキツいです。
槻の池、私は初めてでした。
フライの方も結構居て、隣では入れ食い状態でした。
ゲート作ってましたか。
今度帰省した時によってみることにします。
- 2010/10/29(金) 18:15:12 |
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- SKY #-
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