東京スカイツリー。現在470Mであるらしい。
憂鬱な休日出勤、職場へと車を走らせていると
東京スカイツリーが真正面に見える一直線の道へ出た。
ツリーの根元までほぼ見ることが出来る場所。
信号待ちでカメラを取り出し、フロントガラス越しの一枚。

第一展望台から更に伸び始め、だんだんと塔のカタチが形成されている。
今まで見て来たツリーの姿で一番好きなカタチだ。
完成型の姿はイメージ画で見ることができるので
この状態はもちろん今でしか見ることができない。
少し前の新聞で、ズームで撮った展望台両脇のクレーン車の真ん中のバックに
大きな月が移っている写真が掲載されていたが、あれはなかなか良かった。
月のクレーターがハッキリと映り、ツリーの骨組みの灰色と両脇のクレーンの赤白。
宇宙での建設現場であるかのような、不思議で印象的なものだった。
ベランダに出てツリーを眺めながら、アマチュアカメラマンが投稿したのだろうか?とか
ずっと前から計画的に月が被さった時のイメージを暖めて、その時をずっと待っていた
人がいたのだろうか?などと推測してみる。
昔に旧車バイクをいじっていた頃、ガソリンタンクをのせていない姿にハッとさせられた事がある。
シート付近から一直線にエンジン上を通ってステムへと伸びる黒く塗装された一本の太いフレームに、
張り出しすぎない、ちょうどいい幅の鈍く輝くバーチカルツインのエンジンとのバランス。
ガソリンタンクはこのおいしい眺めをスッポリとかくしてしまう。
出来る事ならこのままの姿で乗れないだろうかと思った。
話は戻って、強引に、既にバイク話との具体的な関連付けを失ってしまったが、
むき出しのフレームに重機の画は、同様にハッとさせられ、何故か思わず酒を片手にずっと
見入ってしまう男の趣向をくすぐった。
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テーマ:日記 - ジャンル:日記
- 2010/09/27(月) 12:06:20|
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