2年前の盆休み、友人に誘われて実家から直ぐの溜池で釣りをした。
学生時代に、ほんの数回しか使わなかった
バスロッドを手に数個の
ルアーで挑み
アドバイスの通り、底をゆっくりとはわせる様な動きを何度も繰り返し
初日にして初めての虹鱒を釣った。
その時の友人と早朝
ダム湖へ向かった。
まだ雪の残る時期から始まって、今回で3度目の挑戦。
ランドロック、ランドロック!と意気込んではいたが、
いまではココで魚が釣ってみたいと、弱気になったのか、
気持ちの変化なのか分からないが、そんな心境だ。
釣場に着いて、まだ霧でうっすらと煙る湖面を観察する。
そろそろ日が昇ってもいい時間だが、どんよりとした雨雲と相まって
ダム湖は僕の好きな、それらしい雰囲気を醸し出している。
遠目にポツン、ポツンを輪が出来ている。
しばらく見ていると、手前の湾を中心にあちらこちらでライズが起こる。

なんだか分からない身体の怠さは一瞬にして吹き飛び
それでも鈍い動作でウェイダーに着替えた。
二人して意気揚々、湖岸に立つ。
小雨の中、ハンチングの上からフードを被り
思い思いのポイントへと進んでいく。
1投、1投、期待を込めて。
更に奥へとゆっくりと、水を掻き回さない様に歩を進めるにつれ、倦怠感が身体を襲う。
暫く湖面の様子を眺め、額に手をやるとなるほど、やっぱり。気付いてはいたけれど。
やっぱりと判明してしまうともうダメ。あの嫌なゾクゾクが一気に支配して、身体の節々がきしみ出した。
もうあと1投げしたら上がろう。
あと1投げ、あと1投げで結局は粘ってしまった。
沖へ気持ちのいいロングキャストのスプーンは
遂に魚をとらえ、最高に怠い身体が一気に軽くなった。
はじめノッソリと、手前に寄せてくるにつれ
何度もカーディナルがジィジィと鳴く。
耐えて、穂先を魚の方へあわせながら、その音と腕にかかる重さを十分に満喫した。
友人も寄って来て、いざ、さぁどんな魚だ?とチラリと反射する水面の隙間から
見えたのは、スイカの様な柄の体側である。

そうか、、、。 いやいや存分に楽しませてもらった。
ほんとに楽しくて興奮したぞ。
これが僕の2周年記念、40センチ。
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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2010/08/16(月) 18:16:32|
- Fishing - Lake
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SKIさん おはようございます。
スプーンでブラックバスを釣ったのですね?
2周年ですか、これからも楽しまれてくださいね。
僕はそのサイズに出会うまで4執念?年?かかりました(笑)
- 2010/08/17(火) 07:42:52 |
- URL |
- Megaceryle lugub #-
- [ 編集]
Megaceryle lugubさん、こんにちは。
以前、友人が管理釣場でやはりスプーンでバスをかけました。
今回、釣場はどうやらブラックバスが多かったようで
目視できた魚は全てそうでした。
スプーンで釣れた後、ならばと言うことで
ポッパーをかなり投げましたが、使い方が下手なのか
こちらには反応はありませんでした。色んな動きを試して
これはこれで楽しかったのですが。
2周年なのですが、自分ではもっと前からやっている様な感じで不思議です。
新しい発見を楽しみに続けて行きたいと思います。ありがとうございました。
- 2010/08/17(火) 17:23:03 |
- URL |
- SKY #-
- [ 編集]