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2010年 御柱祭 下社 里曵き

5月8日 土曜日 午前

実家の地区担当、春一を曵きに。

「山出しの時みたいに、早起きする必要無いでね。見計らって行きゃいいわ」
曳行開始8時、ミニ木落し11時、建御柱14時。
ネットで調べ、9時半頃に合流して子供に曵かせればいいかと、
実際には準備に手間取り、一家揃ってタクシーに乗り込んだのが10時過ぎ。

我が家一同、小綱を襷に掛けて早足早足、、、は僕だけ。
ふと後を振り返ると、かなり後方にのんびりと歩いている。
ここまで来て急ぐ事も無いかと、上の子の寄り道につき合いながら
ゆっくりゆっくりと。 
おい息子よ、小綱はどこやった?
myboy.jpg

前回の山出しに引き続き、素晴らしい快晴だ。
道行く人達も様々。
小さな女の子の衣装も可愛いらしい。
girls.jpg

法被も様々。
黒のメッシュのハットを後でツバを返して、白いプリーツの入ったパンツに
綺麗な水色基調の法被をあわせた方。こういう着方も粋である。
happi_back.jpg

人ごみが遠目に見え、その先には綱ビッシリの曵き子。
途中で入れてもらうも、直ぐに道幅の狭い危険な箇所に入り、
女、子供は出るように言われ一旦離脱。
そして長男と僕だけ再挑戦。
岡谷は緑の小綱。
kozuna.jpg
よいさっ、よいさっ!と数メートルで飽きたらしい。
しょうがないから一人で散策開始。
一面、岡谷色である。
それにしても何とかならんか、この法被。
諏訪はカッコイイよなぁ。
okaya_hikiko.jpg
先頭方面まで歩いて行くと綱の先は既にミニ木落し坂の下。
秋宮には無い箇所である。
mini_saka.jpg
ここから戻りながら、途中、小学校以来の友人を発見したり。
木遣り衆の御幣をまじまじ観察したり。
kiyarihozonkai.jpg
年配の方から若い子までの木遣り保存会。
こうして木遣りは次の世代へと引き継がれていく。
そして、木遣りの開始。
一発目に鳴くのは、あれ?!どっかで見た顔。
親友の母ちゃんだ! カッコいいなぁ。
kiyari_mom.jpg
次は若いお姉ちゃん。
木遣りも人それぞれ。声の高さや抑揚の付け方が違うから、色んな木遣りを聞いていると
自分ごのみの鳴き方が発見できたりする。
後から聞いた話では、岡谷などの木遣り保存会は祭りの1年前くらいから練習を始めるらしいが
下諏訪は定期的な練習があるらしいので、やはり上手いのは下諏訪なのだろうか。

そうこうしているうちに、黄色いシャツの元綱がやってくる。
motozuna1.jpg
小道は緩やかにカーブしており、綱をコントロールしながら
柱の先頭が見えてきた。
motozuna2.jpg

atama1.jpg
柱先頭にも、代わる代わる木遣り衆が乗る。

梃子衆の友人を見送ると、青の追掛けが後から追って行く。
back2.jpg
柱を護る男達の後姿。
普段同じ地域に住みながら、仕事も違えば地区も違う。
こんな祭りが無かったら知り合う事も無かったかもしれない。
そして準備期間から祭り終了まで永きに渡り、顔を合わせる。
僕がもしあの中に入っていたら、どんな感じになっていただろうかと
その後ろ姿を見送りながら、ふと思った。

下の子はまだ小さいため、我が家はここで
一旦家へ引き揚げる事にした。

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テーマ:信州 - ジャンル:地域情報

  1. 2010/05/10(月) 12:30:30|
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