4/11 前日の御柱祭の余韻を引きずりながらのホーム釣行
四時半起床。
よくも起きれたもんだ。
前夜は御柱祭の後、大学時代の友人を交えて実家でプチ宴。
友人を起こさないようにと静かに支度を済ませると
玄関の鍵が開いている。
昨夜、閉め忘れたかと外を覗くと既に友人のバイクがない。
予定通り出発出来たみたいだ。
(道中ご無事でお願いだぁ~)
僕も5時半の開始、朝一を狙うべく車を飛ばす。
途中、下社には本日の山出しの氏子が既に集まっていた。
釣場に着いて準備をしていると、友人が到着。
久々の一緒の釣行だが、なぜかどっちかに釣れるともう一人は釣れないのだ。
釣り始めは、流れ込みから。
僕がダム湖で途方に暮れているなか、解禁日に数本あげている友人の話から
小さめの
ルアーに反応が良いとの事で
友人が僕のウォレットを覗き込み、これなんか良いんじゃないと
普段はあまり使う事の無いヘブンを結んだ。
昨年の減水で地形は頭に入っている。
幸いにもこの時間、または御柱祭の影響か人は少なく
ルアーを横に飛ばして
ブレイクの上をトレースする。
魚が寄っていれば、ここはかなりの確率で期待出来るはずだ。
数投目、もう少し距離を引こうと更に奥へと投げ、ロッドを湖に突き出して
ブレイク上を意識するとグーンッ!
あれっ?!かかったか?!
ロッドを正面にして巻いていないせいなのか、久しぶりのスプーンでの
ヒットのせいなのか、いまいち分からなかったが
直ぐに手元に反応が伝わってきた。
遠くで魚が跳ねた。
よしよし!とグリグリ巻く。
どうもカーディナルのドラグ設定がうまくいっていない。
手で引っ張って確認するのだが、国産の引っぱり具合の感覚でいくと
カーディナルではまだちょっと緩いのだ。
途中ちょっと焦りながら、ドラグを締めて寄せてくる。
まだまだ元気いっぱいで、手前で何度も抵抗する。
暫くして、ゆっくりとロッドを引き無事ネットイン。
やった!そして永かった。2010年最初の魚である。

サイズは40センチ程だが、そのわりにはよく引いた。
何処にも欠損はなく美しい魚体。まさしくヒレピンだ。
ここの解禁は先週の4/4で、その前日に放流されていることから
この魚はここで越冬したと考えるのが妥当か?
そして、この魚が特徴的なのは赤帯に混じって綺麗な青色がのっていること!
自身、こんな色のニジマスは初めて見た。
写真で分かるだろうか?

本栖湖などでブルーバックがあるが、これはどういう事なのだろう?
それとも、これは普通にある事なのか?
本当に綺麗な魚だった。
どなたか分かる方いらっしゃいましたら、教えてください。
そこからいつものコースで大岩方面に移動しながら探って行くが
あの一本以来、魚信もない。
トイレに行きがてら、松の木周辺で常連さんがあげた様子。
挨拶して見てみると、サイズは似た様なものであった。
湖をぐるりと半分まで周る。
ライズは時折あるもののあたらない。
こんなときはどうしたら良い?
風が吹き始め、切り札のフラットフィッシュでじっくり、ゆっくり様子をみるが
これもダメ。
CD7で棚を探るが、この場所には適さず。
やはり小さいシルエットがポイントのような気がする。
スプーンの4g、しかもアクションの小さいものに結び替え
カラーで探ってみる。
開始から3時間経過。
そろそろ帰らねばと、流れ込みにもどり、それでもこの
ルアーを
試したいと諦めきれずの2投目。
マットのオリーブをスローで10巻きほど、グーンッ。
あれ?きたかな?!
またしても明確には分からず。
なんでだろうか。スプーンを喰った感覚ってこうだったかな
なんて思いながらも、帰り間際の2本目に気分が高鳴り
無事ネットイン。30くらい。

これがここでの最後の
釣りになるのかな。
願わくばもう一回くらいは来たいのだが。
なんだかんだで、やはりここは自分にとって、友人にとって最高の場所である。
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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2010/04/12(月) 20:00:53|
- Fishing - Lake
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| コメント:4
これはまた綺麗な青が入っていますね!
本栖湖などのブルーバックは擬態でしょうが、この青はなんなんすかね?やはり擬態でしょうか?う~ん・・・
渓魚何かでも川によって色がはっきり違う事もあるし、やはりそのたぐいですかね?
今度、本栖湖仲間の観賞魚を職業にしている知人に聞いてみます。
- 2010/04/15(木) 19:28:52 |
- URL |
- hiraipapa #-
- [ 編集]
hiraipapaさん、こんにちは。
この場所は3ヶ月程、氷に閉ざされます。
私の想像ですが、氷を通した光って青っぽくなっていた様な気がします。
やはりその影響かな?と思い始めました。
- 2010/04/16(金) 11:33:46 |
- URL |
- SKY #-
- [ 編集]
SKYさんこんばんは。
昔、群馬の管理釣場で似た感じのニジマスを釣った事があります。
原因については深く考えていませんでしたが、ニジマスの養殖過程でコバルトマスという青の色素が極めて強い個体が数万分の一の確立で出現するというのを聞いた事はあります。
写真のニジマスとは関係無いとは思いますけどね。
- 2010/04/17(土) 22:54:26 |
- URL |
- Megaceryle lugub #-
- [ 編集]
Megaceryle lugubさん、こんにちは。
コバルトマスって実在するマスの呼び方なんですね。
三平読んで知りました。
数万分の一の確率ですか。
養殖には全く詳しくありませんが、アルビノのように
意図的につくり出せる種ですかね。
こんな綺麗な魚に出逢えたこと、思い出に残る一尾でした。
- 2010/04/20(火) 12:18:59 |
- URL |
- SKY #-
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