今日、3度目の洗濯機を回す。
普段の子供達の保育園のシーツと3日分の家族の衣類を突っ込むと
ふっと焚き火の淡い残り香が漂い、楽しかった昨夜のクリスマスを思い返した。
3家族が集って奥多摩のキャビンで今年のクリスマスを迎えた。
ほとんど全ての計画をお任せしておいて、集合時間に遅刻をしていくという
なんともだらしない我が家を快く迎えて頂いた。
中央道から圏央道へそれて八王子西で下りる。
街の中心地と思われる場所を過ぎると、次第に山が狭まり谷川が見えてくる。
かなり深い谷に作られた道路を更に進んでいくと、渓流釣りに良さそうなポイントが
ちらほらと確認できる。シーズンには多くの釣り師で賑わうのだろうと
その光景を思い浮かべながら、今夜お世話になるキャビンに到着。

キャビン裏には屋根の掛かった火炊き場に、その直ぐ脇を小川が流れる最高の立地だった。

キャビン内に入ると既に、まったり出来そうな雰囲気あるレイアウトがなされていた。
今回のイベントの一つである、各ファミリーごとに現地の木、枝と持ち込んだ装飾を使っての
ツリー製作をしてレイアウト完成。

木の内装も手伝って、とても温もりあるいい雰囲気に出来あがった。
一先ずの乾杯の後、焚き火でバームクーヘン作りに挑戦。
棒に巻き付けたアルミホイルに生地を垂らして火にかけ、棒を回しながら少しずつ
厚くしていく。根気、根気の作業。
最後には丸まるとボールの様になった、甘い匂いのバームクーヘンが完成した。
(写真撮り忘れた、、、)


次はイベント第2弾、子供達メインのケーキ作り。
シュークリームでタワーを作り、好き勝手にデコレーションさせる。
チョコペンを力一杯握りしめて、握りすぎて、プルプル震えながら頑張ってたなぁ。
そして完成。

パーティー途中の画。
灯油ストーブ2機と電気ヒーター、ホットカーペット2枚の完全防寒。
ギターにアウトドア用品にウールラグに飾り付け、音楽、酒、料理と楽しい仲間。
子供達にとっても最高のひととき。

イベント第3弾のたこ焼きを挟んで第4弾のリサイクルプレゼント交換へ。
各自でもう使わなくなったけど、まだまだ使える、誰かに使って欲しいものを
持ち寄ってのビンゴ大会。
このリサイクルプレゼントを決めるのに頭を悩まし、メンバーの趣向性を
思い出しながらアイテムを集めたのだけれど、我が家のプレゼントは満足してもらえただろうか。
我が家がゲットしたのは、どれも大当たりであった。
このなかにトリガーフィンガーミトンと言うのがあって、指先が3又に分かれているもの。

取説を読むと、トリガーの名の通り、銃を扱う際に装着するグローブらしい。
こんなマニアックな物、好きだなぁ。
みんなから貰った物を全て装着したら上半身コーディネートが完成してしまった。
なんだかちょっと申し訳なくて、次回にこんな機会があったら頭をフル回転させよう。
みんな、ありがとう。
子供達が寝静まり、一人、二人と焚き火場に集まる。
酒で暖まった身体も、さすがにこの時期の外は寒く、焚き火で熱燗をする。

見て、嗅いで、感じて、焚き火を堪能した。
翌朝、シュラフの中で温々と心地よい眠りの中、静まり返ったキャビン内で
子供達の少し抑えた、でも、弾んだ声に目が覚めた。
薄らと目を開けて隣を見ると、長男がサンタさんのプレゼントを発見して
中身を見ようとしているところだった。
寝返りをうって反対側をみると、R君家の息子もプレゼントを抱えている。
そんな二人の表情を交互に見ながら、僕が子供だった頃のクリスマスの朝とプレゼントを思い出していた。
働かない頭と動かない身体で、急いで撤収作業をする。
綺麗に片付けられた、がらんどうのキャビン内は、昨日の温もりが嘘のように
ひっそりとして、永年住んだ部屋を引っ越す時のような、ちょっと寂しい気持ちになった。
その後、皆で近くのパワースポットに向かう。
更に山深く、水の流れが急勾配になる。
神戸岩と名付けられた場所。
R君、H君が先行した先は

小さな滝から始まる入り口。
その奥を進むと、ゴルジュと呼べるほどの外とは少し閉鎖感のある美しい空間だった。
これは予想していなかった。

増水時にはどこまで水が上がるだろうか。
現時点で細く、しかし強い流れだから、苔の直ぐ下あたりまでを鋭く水が削って
この景観が作られたものと思われる。

途中で振り返る。
美しい。

入り口の小滝の落差程度であれば、今よりも水が増せば渓魚の遡上はあるだろう。
こんな場所で糸を垂らしてみたいと思っていたら、ここは禁漁区であった。

この地を最後に今回のイベントは終了。
こんな素敵なクリスマスがあった事、子供達が大きくなっても思い出してほしい。
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- 2011/12/27(火) 00:12:43|
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”BEAT THE COLD”
ストレートでなんとも頼もしいキャッチフレーズ。
このフレーズがこの商品の魅力の半分を占めていると思っている。
10年ほど前から使用して未だ現役。
真冬のバイク、スノーボードに使用してきたが、
ここ2、3年ほど前からは、寒い日の普段の通勤でも
アンダーパンツを履くようになった。
出かける前、隣のヒートテックと迷いつつも
こちらに手が伸びるのは、まさにキャッチフレーズの威力。
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- 2011/12/04(日) 15:54:42|
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