今回はこんな景色を前に2時間弱。

自宅から比較的近場なのだが、今まで一度も訪れた事が無かったので
どんなものかとちょっくら様子見に。
小さなこどもからお年寄りまで、なにかのお祭りかと思わせる程の賑やかさ。
堤防に、柵越しに、人工磯にビッシリと人、ひと、ヒト。
海は年始の鳥取サーフ以来2度目だから、こんな釣場もあるんだなぁと若干のショックを受け、
さらには眼前の建設中の高架橋と釣りという組み合わせが自分の中でしっくりこず、
不思議な独特の感覚につつまれたまま、建設物を眺めながら
ルアーを投げた。

時折、50センチ程の魚が飛沫をあげながらジャンプを繰り返していたが何の魚だったのだろう。
沖でコツンと一度、魚信らしきものがあったのみであった。
人工磯に沿って
ルアーを放り、岩陰に潜んでいるかもしれない魚にアピールもしてみた。
そして、今度は遠投の繰り返し。
ルアーを沖に向かって遠投すると、プンッと重さが抜け、
ルアーは大遠投で沖に消えた。
チェックしてみるとリーダーはザラザラ。
人工磯を攻めるとこんなことになるのか、そりゃそうだよなぁと初めての経験に妙に納得したりした。
この釣座、どうも
ルアーは僕だけのようで、周りは餌ばかり。
これは場所を間違えたかなぁ?いや、時間か?などと、それでも初めてのフィールドで
初めての景色、色、匂いに新鮮さを感じながらあっという間の様子見だった。
環境が変われば釣り感も変わるか。
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- 2010/09/27(月) 16:15:04|
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東京スカイツリー。現在470Mであるらしい。
憂鬱な休日出勤、職場へと車を走らせていると
東京スカイツリーが真正面に見える一直線の道へ出た。
ツリーの根元までほぼ見ることが出来る場所。
信号待ちでカメラを取り出し、フロントガラス越しの一枚。

第一展望台から更に伸び始め、だんだんと塔のカタチが形成されている。
今まで見て来たツリーの姿で一番好きなカタチだ。
完成型の姿はイメージ画で見ることができるので
この状態はもちろん今でしか見ることができない。
少し前の新聞で、ズームで撮った展望台両脇のクレーン車の真ん中のバックに
大きな月が移っている写真が掲載されていたが、あれはなかなか良かった。
月のクレーターがハッキリと映り、ツリーの骨組みの灰色と両脇のクレーンの赤白。
宇宙での建設現場であるかのような、不思議で印象的なものだった。
ベランダに出てツリーを眺めながら、アマチュアカメラマンが投稿したのだろうか?とか
ずっと前から計画的に月が被さった時のイメージを暖めて、その時をずっと待っていた
人がいたのだろうか?などと推測してみる。
昔に旧車バイクをいじっていた頃、ガソリンタンクをのせていない姿にハッとさせられた事がある。
シート付近から一直線にエンジン上を通ってステムへと伸びる黒く塗装された一本の太いフレームに、
張り出しすぎない、ちょうどいい幅の鈍く輝くバーチカルツインのエンジンとのバランス。
ガソリンタンクはこのおいしい眺めをスッポリとかくしてしまう。
出来る事ならこのままの姿で乗れないだろうかと思った。
話は戻って、強引に、既にバイク話との具体的な関連付けを失ってしまったが、
むき出しのフレームに重機の画は、同様にハッとさせられ、何故か思わず酒を片手にずっと
見入ってしまう男の趣向をくすぐった。
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- 2010/09/27(月) 12:06:20|
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15時過ぎ、テント場に着くと既に20張りほどが、各々のレイアウトでカラフルに散らばっていた。
東北自動車道から脇に逸れて日光宇都宮道路に乗り、そのまま行くと清滝で下りる。
下道を暫く行くと有名なイロハ坂をグネグネとのぼり、左手に中禅寺湖が現れ、湖上には
多くの脚漕ぎスワンや釣り船が漂っている。それを横目に更に上へと20分程行くと、硫黄臭が強く感じらる。
湯ノ湖の流れ出しである湯滝からグルリと湖岸に沿って進むと、
湯ノ湖レストハウスに辿り着く。
ここは多くの観光客、釣り人の、この辺唯一の休憩場である。
湯ノ湖の少し上には日光湯元スキー場があり、シーズンオフは
キャンプ場として開放されている。
今回はここ、
湯元キャンプ場で一夜を過ごす。
前回の初めての家族
キャンプでは、カミサン、次男が参加出来なかったため、今回が初の家族
キャンプということになる。そして、料理担当のカミサンのリベンジ、ダッジオーブンも兼ねる。
予定を大幅に遅れた到着で、僕は急いで設営に取りかかり、一方カミサンは炭をおこす。
2回目の設営だが、お気に入りのムーンライトテント7型のおかげで、すんなりと設営完了。
さて、いよいよ調理というところで、カミサンが一言。 ダッジオーブンってどこ? えっ!!
まさかのまさか。
いつもの様に出発間際はドタバタと忙しく、用意はされていたのに何故かそれだけ忘れて来たのだった。
ダッジオーブンで使うメインの解体した鳥は幸い持って来ていたが、米と箸が無い。
全てをカミサンに任せて、僕はテントの中で子供達の相手をしながら料理が出来るのを待つ。
調味料も一切無し。
唯一、鶏に塩の下味が付けてあったのが救いだ。
網で鶏を焼き、鳥を入れてスープを作り、翌朝の為のパンを半分。
箸もフォークも忘れて来た。
あるのは、次男用の離乳食用の小さなプラスティックのスプーン一本のみ。
次男がぐずるため、おんぶヒモで交替に背負いながら親は立ったままで食事。
鶏は火が近すぎるため表面が焦げる。熱々のそれを手でちぎりながら、焦げを払いのけ
油でギトギトになった指をチュパチュパとしゃぶりながら、すぐまた次に手を出す。
ビールで乾杯はしたが、さすがにこの時期の標高1,500Mは肌寒く、自宅のキッチンから
適当に持って来た赤ワインのコルクを抜いてボトルごといく。
ゆっくりと落ち着いて食事なんて、とうの昔の出来事でもうすっかり慣れてしまったが
ここまで忙しなく、立食で晩飯の経験は記憶に無い。
それでも、料理の味は以外に良く、ひんやりとした冷気の星空のもと、焚き火台に炭を
くべつつ暖をとり、肉を赤ワインで流し込む至福の時間を発見し、満喫した。

翌朝5時半。
キャンプサイト一体の草はたっぷりと朝露を含んでいる。
冬にはゲレンデ下のレストハウス前であろうエリアが
キャンプサイトだ。
今目に見えている風景に雪を被せ、スキー場を頭の中で想像して楽しんでみた。
あちこちで起伏があり整地ではないが、先客20張りのあとでも比較的平らな場所が確保出来た。

7時過ぎ、今日も快晴の模様で青空と緑にカラフルなテントとのコントラストが気分を高揚させる。
湯元キャンプ場は比較的マイナーな存在だろうか。
事前にネット検索しても多くの情報は得られず、来るまでどんな場所なのかイメージが出来なかった。
今回、大所帯は少なく、1~3人がほとんどで、となりとの間隔は充分で静かであり、大人なキャンプ場。
ここをベースにハイキング、登山、釣りと連泊したい場所である。
施設は炊事場のみ。水道とかまどがあるのみだが新しく清潔である。
トイレは場内には無く、歩いて5分以内の場所にあるが、そこも清潔である。
風呂は近くに数ある旅館で温泉に入る事ができるらしいが、我が家は行けず。
温泉に入ればまた違ったキャンプを経験出来た事だろう。
時間をかけて朝食を摂り、のんびりと過ごす。
気持ちのいい日差しは、朝露に濡れたテント、タープを直ぐに乾かし、撤収準備は万全。


昼前には撤収。
午後の釣りをするべく、レストハウスで昼食をとる。
湯ノ湖では多くのボートが思い思いのポイントに漂い、岸にも人、ヒト、ひと。


当初は岸釣りを予定していたが、せっかくだからとカミサンの提案もありボートを借りる事にした。
長男はワクワクしながら、大きめのライフジャケットに身を埋め、レストハウスから遠くない近場で
アンカーを下ろして開始。
長男の直ぐ後に僕が座り、ルアーをキャストして一緒にロッドを支えて彼に巻かせる。
なんどもなんども繰り返し、その間次男は泣きっぱなし。
狭く、揺れるボートの上でカミサンは成す術なく、ひたすら我慢する。
長男はロッドを握る事に飽き、ネットで水面をチャプチャプと遊んでいる。
次男もカミサンもそろそろ限界というところで、やっとヒット。
水面がはじけ魚の赤みがかった身体が確認出来たが、手前1メートルでバラシ。
なんとか子供達に魚を見せたいと、さっきのタナを探ってヒット。
今度はしっかりとフッキングさせ、小振りだが何度もジャンプを繰り返すニジマスをあげた。
次男は暴れる鱒を見て、更に激しく泣き叫び、せっかくボートを借りたのに
2時間で終了となった。

息子達よ、こうやって少しずつ地道に、釣りに親しんで、、、いけるのか?
今回のキャンプで心に決めたのが、ソロキャンプ。
我が家のサイト周辺には、一人、二人で訪れていたキャンパーがおり、
少ない荷物で、ひっそりと、しかしそれはとても楽しそうにしていた。
小さなランタンにヘッドライトで、地べたに座り込んで、ヘッドライトの
明かりでコッフェルをのぞき込み、飯を食い、本を読む。
密かに想っていたソロキャンプが自分の中で強くなり、夜な夜な
ソロ用のキャンプ道具をネットで物色しては、あーだろうか、こーだろうか
と楽しんでいる。
バイクを整備し、それに荷物を積み込んで、そこにはもちろん釣り道具も入れて
一人林道を疾走し、渓流にルアーを投げる日を夢見ている。
その時はいつ来るのだろうか。
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- 2010/09/24(金) 12:46:32|
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