夕方の1時間ほど、子供と旧江戸川に散歩がてら
釣りに行くことにした。
タックルは1セットで、メインで子供にやらせてみようと考えた。
といってもまだ3歳。
どこまでできるのだろう?
河に着くと下げが効いてきた頃。
メジャーポイントには、数人の
釣り人。
迷惑をかけないようにと、そこから少し歩き、人のいない場所へ。
基本的に、子供にロッドを握らせ後ろからロッドを支えてやる。
一投目、二人で握ったロッドを振る。そして、すぐ手前でポチャン。
やはりコレでは飛ばない。
以降、自分がキャストし、その後に先の様に後ろから支えてやりながら
子供がリールをまわすことにした。
フルキャストした
ルアーを回収するには、3歳児にとって結構大変みたいだ。
ルアーが手元に来るまで、何度となくリールの巻きが中断される。
この辺は根がきつい為、ロストの心配でヤキモキするが、今回のメインは子供。
今から少しずつでも慣れてくれたらと。
そんなことを繰り返しながら30分ほど経過した。
相変わらずのリール巻き。
でも、このかなり変則的な巻きは結構いいかもしれないと思った矢先
手前でロッドがグワッとしなった。
二人ともしゃがんでおり、また根がかったか、、、とゆっくり立ち上がると
ティップが更に入り、一気にラインが出て行く。
もしかしたら!?が本当に起こった。
あわててロッドを煽りリールを巻く。
しっかりとフックしたのか?
既に気持ちは魚のみ。
いつの間にかロッドの主導権は自分になっており
どんどんと出て行くラインを眺めながら、どうしたらいいのかと考えた。
ラインは上流へとグイグイ出て行く。
この引きは今までに味わったことがなかったので
とにかく泳がせて疲れさせ、弱まったところで一気に巻きにかかろうと考えた。
子供の事を思い出し、振り返りながら、「魚がかかってるんだよ。みて、竿がこんなに
曲がってるでしょ」と、なんども言ってみたが、理解しただろうか?
釣って目の前に魚が横たわるまではわからないだろうな。
少しずつドラグを緩め、手探りで調整してみた。
ジ~ッ、ジ~~~~ッとどれほど出たのだろう。
魚が上流を向いていることは、先ほどまで感じ取れていた。
そしてドラグを締めて巻き開始。
で、たぶん、今度は下流に向いたのだろう。
少しの引き抵抗の後、ラインテンションが抜けた。
あっ!また、やっちゃった、、、
ゆっくりと子供の方を振り返る。
「魚、逃げちゃった」と一言。
よくわからない表情で、言葉も出さない。
先ほどまで、あんなにうるさかった親父が一気に静かになり、
お父さんはどうしちゃったのだろう?と思っているに違いない。
スマン、息子よ。
お前の手柄を横取りしたあげく、そのチャンスもモノに出来ず情けない。
それにしても悔しい。
やはり緩めすぎたか。いや、もっと強引にいってもよかったのかもしれない。
あの魚がなんだったのかだけでも確認したかった。
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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2010/02/28(日) 00:10:19|
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2/21(日)
芦ノ湖特別解禁午前2時半起床、3時過ぎに家を出た。
いつもの様に友人をピックアップし
芦ノ湖へ向かう。
さすがにこの時間の高速は空いており、快調に御殿場で下車。
峠のカーブを過ぎるごとに道端の残雪が増えてゆく。
ナビが湖到着を知らせた頃、うっすらと
芦ノ湖が見えてきた。
まだ明けきらない薄明かりの中で、朝霧に湖上を覆われた大きな湖。
どんよりと重く立ちこめた湖上の霧ははっきりと湖のカタチを表している。
ここで今日、何百人もの
釣り人が岸、ボートから鱒を狙う。
湖岸の釣具屋で釣券を手に入れ、友人が用意してきたポイントマップと
ナビを交互に確認しながら車を走らせる。
目星のつけていたポイント付近に停車し、降りて湖岸を探すが
それらしい場所は見当たらない。
初めての場所ではこの問題に必ずぶちあたる。
そして、あっちでもないこっちでもないと行ったり来たりしながら
かなりの時間を費やして、結局どっちつかずの場所に落ち着くのが常だ。
今回最初のポイントに選んだのはガレ場。
林道の様な小道を進み、僅かなスペースに車を停めて
支度を始めると、開始の花火が鳴った。
ウェーダーに着替え、滑りながら斜面を下り降りると
岸幅はほとんど無く点在する岩に飛び乗ってキャストを始める。
直ぐ目の前には何艘ものボートがこちらにキャストをする。
岸の地形からすると急深で比較的大きな沈み岩があると思われる。
湖面はベタ凪ぎ。もう少し風が欲しい。
扇状に広範囲にミノーで探っていく。
その間、ボートは次々と入れ替わっていき、ヒットの様子は無い。

暫くして見切りをつけ、大きく移動することにした。
2番目に選んだポイントはシャローエリア。
ベイトが溜まりそうなワンドで、時期、時間を選べば好ポイントな感じだ。

早速、ウェーディングして広範囲に底をとっていく。
かなりの遠浅らしい。トップ~ミドルをミノーで探るが反応は無い。
ウェーディングしながら大きく移動し、深場を探す。
スプーンに切り替え、カウントして探るも反応無し。
寒さは既に限界。下半身の感覚がない。
それにしても、今日の状況はどうなのか?
周りのボートを見ても釣れている様子がない。
次第に高まる不安を片隅に、次のポイントへ移動する。
もう残すところあと2時間。
ここからは移動出来ない。
湖尻エリアで最後にかける。
駐車場で支度をしていると、戻ってくる
釣り人達の浮かない表情。
そのなかの一人と会話したが、やはり今日の状況は悪いらしい。
「が、自分には釣れるかもしれない!」の僅かな希望を胸に
心機一転キャストを再開。
ここもかなりの広範囲なシャロー。
フルキャストしてもカウント3。
その届かない少し先にボートがひしめいている。
ミノー、スプーン、ジグ、スピナー、バイブレーション。
ファスト、スロー、デッドスロー、トゥイッチング、ほっとく。
他、自分に何が出来るのだろう?
ブログでお世話になっている方々なら、この状況でどうするのだろう?
今の自分に出来る事。
諦めずに投げ続ける、これだけか。
相変わらず、どのボートの竿も曲がらない。
悶々とした気持ちとは裏腹に、天気はすばらしい快晴。
ほっと一息深呼吸して、暫くの間、湖を眺めた。
タイムアップ30分前に切り上げた。
駐車場までの足取りは、寒さで感覚を失った脚に惨敗感が上乗せされ
ゆっくりゆっくりと色んな思いを落としながら。
これが僕の初めての
芦ノ湖だった。
もっと上手くなりたい。
徐々にその気持ちが首をもたげ始めた。
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- 2010/02/23(火) 19:43:37|
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2/20、21日の
芦之湖特別解禁。

3/1の解禁に先駆け、20日の大会を含めたイベント。
芦之湖フリークにとっては一足先に湖の状況を知る良い機会だろう。
僕らは21日の大会無しに参加する予定。
初めての
芦之湖釣行となる。
20日に叩かれに叩かれた後の湖の活性はどうなのだろうか?
両日ともにお祭り騒ぎになるのは間違いなく
そんないつもとは違った釣場全体が高揚した雰囲気での
釣行もたまにはいいだろう。
どこのポイントに入ろうか、、、
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- 2010/02/18(木) 12:42:02|
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去年に続き、今年も
国際フィッシングショーに行ってきた。

まず、このショーの
来場者数と出展社数の動向を調べてみたので
参考までに。(正しい数値ではないかもしれません)
横浜は60,000人越えが一つのハードルか。
会場中央部から入場し端から順に見ていく事にする。
まず目に飛び込んだのは、
DAIWAのブース。
真っ白なステージ付きのブースはよく目立ち、遠目からでも
来場者がブースの階段を上って壇上の展示物を眺めている姿が見える。
去年末にダイワが社名変更してグローブライドになったことは知っていたが
経営なんかなんかで、どこかに吸収されたのかと勝手に思い込んでいたが
釣り部門をより明確化する為に、
DAIWAとしロゴも一新したと
訪れたブースで知った。

ウェア類がストリートっぽくなっており、レインウェアなどはスノーボードウェア
のように若者をかなり意識した展開。
そして、新生
DAIWAとしてはじめてのショーで変化をどれだけユーザーに与える事が
できるのか? で、その答えの一つが
APEとのコラボ。

事前にコレを知ってか知らずか、去年よりも若者が多く見られた様な気がする。
アパレルつながりでは、去年に引き続きエビスも出展。

こちらはバス系に標準を合わせ、今年もぶれる事無くその分野を追求してと言った印象。
今回の
DAIWAの動きは今後どのようなカタチで他の釣具メーカーに影響を与えるのか
ちょっと気になるところである。
トラウト関係は出展数が減少したのだろうか?
去年見た地方のルアーメーカーを見る事は出来なかった。
やはり目につくのはシーバス関連の様な気がした。
今年からアイドルのグランプリ選出なんてモノまで始まり、
主催側のトライぶりが伺える。
来年は3月末に開催し、ちょうど子供達の春休みのシーズンに当て込む。
また、
横浜港近辺の環境を生かして、屋外での催しも計画されているので
動員数はかなりの数を見込めそうだ。
テーマ:フィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2010/02/16(火) 12:40:01|
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ネットで偶然見つけたモトクロス用ブーツ。

なんと、NIKEが、、、
遂にMXにも参入でしょうか。
大手スポーツアパレルメーカーが各ジャンルで
有名選手を引っ張り込んでチームを結成させているから
MXのながれも理解できます。
特にダートバイクはスーパークロスをはじめ、フリースタイルなど
本国アメリカでは日本よりもはるかに認知度、人気ともに高く
エンターテイメントとして、趣味として広く浸透しているから
逆に、やっとNIKEが参入か、とも思えます。
でも、MXブーツにスウォッシュが入っているのを
目の当たりにすると、新鮮というか違和感と言うか。
このモデルは一般販売は今のところ無いみたいで、
James Stewart と Ryan Dungey専用とのこと。
NIKEつながりで、一昨年、去年あたりからスノーボードのブーツにも
こんなラインナップが。

エアフォースのスノーボードブーツ?!
特に個人的にNIKEフリークでもないし、常時フォローしてませんが
面白そうな事してるなぁと。
んじゃ、adidasはというと、探したらこんなモデルが(スノーボードブーツ)。

定かではありませんが、関係者の一部のみに回ったモデルとか。
こっちのほうが、よりストリートっぽくて好みですけど。
AdidasもMXに参入ありかもですね。
テーマ:海外ブランド - ジャンル:ファッション・ブランド
- 2010/02/10(水) 12:26:16|
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最近は
釣りに行けず。
そんな時、
釣り人の皆さんはどうして居るのだろう?
意味も無くロッドを繋いでみたり、ルアーの整理をしてみたり
ブログ巡りをしてみたり。
さすがに1ヶ月にもなると限界になってくる。
先日、職場近くの古本屋を覗いたら束になって
地面に置かれていたマンガに釘付けになった。
「
釣りキチ三平」
もう何の説明も要らない日本を代表する
釣りマンガ。
でも、僕は今まで一度も読んだ事がことがなかった。
毎日、一冊ずつ買って読んでいく事にした。
一冊読み終えるごとに三平ワールドにハマっていく。
三平の健やかな性格にクールで熱い魚信さん。
カナダのサーモンダービー編は、世界規模の
釣り感に夢を抱き。
ただいま10冊目。
やはりこの作品は三平の真っ直ぐな心に尽きるでしょうか。
テーマ:フィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2010/02/09(火) 12:30:57|
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