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5ive3hree

戦闘モード

ネットで見つけた、いかにも悪そうなゴーグルマスク。
432x332-2007101100001-3.jpg
こういったマニアックなモノについ惹かれてしまう。
そして昔、似た様な感じでハマった趣味がある。

現在所有しているオフロードバイクを買ったきっかけも、モトクロスのゴーグル+ヘルメットの組み合わせが、なんともかっこ良く、それを被りたいがためにオフロードバイクに切り替えた様なものだ。
当時、FOX RACINGのショップで働いてた自分はショップで常時流していたFMXやSUPER CROSSのビデオを毎日交換していた為、相当数のタイトルを観ていた。
特にFMXに関しては、今ほど技の難易度が高くない時代である。
撮影地も郊外の自然の地形を生かして、ビッグエアーを決める様な内容がほとんどだったと思う。主に活躍していたライダーはマイクメッツガーやシンクマーなど。ディーガンもかなり若かった。ディーガンは当時、既にMETAL MULISHAを結成していたかは定かでは無いが。パストラーナはまだ10代で、ちょうど125クラスで優勝した頃。最後にバイクごと海にダイブしたと言う有名なシーンが思い出される。しかも、その海に落ちたバイクがショップに展示されていた。今思うと、これって結構スゴい事だよな。
10年近く前の事だ。

オフロードバイクを買って直ぐに、地元の林道を一人走り倒した。
どこに繋がっているかも分からない林道を一人探検するのはワクワクした。
そして、時に山の恐ろしさも体験した。
次第に仲間うちでもオフロードバイクに乗り始めるヤツが出てきて、素人ながらコースに出たり、2回エンデューロレースにも参戦した。

程なくして地元を離れると次第にバイクにも乗らなくなった。
都心でもオフロードバイクは快適に走れるのだが、タイヤがレース使用のまま。
アスファルトでは直ぐにすり減ってしまうから、もったいないと思いながら乗る事無く2年が経過している。
家を出て、駐車場に停めてあるバイクを見るたびに毎回、気にはなっている。
そろそろ動かそうかな。
最近、モトクロスのヘルメットもカッコいいモノが出てるみたいだし。

話は戻って、さっきのゴーグルマスク。
調べてみるとサバゲーで使用するモノみたい。
特にアメリカのサバゲーで、日本のBB弾使うものではなく、ペイントボールが主流らしい。

さらにゴーグル、マスクで調べてみると、出てくる出てくる。悪そうなのが。
dye-pro-i3-goggles.jpg
モトクロスっぽいね。

goggle - vforce grill green
これは80年代にSCOTTでも出してた感じ。
V-Force Profiler
コレは、フューチャー系。
paintball-mask.jpg
こいつはマジでヤバい!! プレデター!?
オレがゲームするなら間違いなくコレでしょ!

で、こんなイメージとか
paintball- sport base
こんな感じで
paintball-gun.jpg
やるのか。

ウェアもモトクロっぽいね。



トータルで見てかなり好みな線ではある。
けど、やらんだろーなペイントボール




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  1. 2009/05/29(金) 16:03:18|
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5/24 ポイント大会

5/24 雨
今日はポイント大会。
5時半スタートの1時間勝負。

起きると雨が降っていた。
時間は4時半。
大会に参加するには、そろそろ起きて準備をしなくてはいけない。
でも雨だしなぁ、などと思いながらまた布団に戻る。
どうしようかとウダウダ考えながら、大会参加は諦め5時半に家を出た。
思っていたよりも雨は降っており、車に向かうほんのわずかな間でさえ、行くのがためらわれた。
昨日の暑さよりもまだ雨の方がましかと思い直し、釣り場へ向かう。
途中、雨脚は弱くなったが止む気配はない。

到着すると、予想外に普通に大会の人の量。
正直驚いた。
みんな気合い入ってるなぁ。
5_24_lake.jpg

時間は6時過ぎ。
相変わらずの小雨の中、みんな雨具を着て黙々とキャストしている。
そんな光景を眺めながら準備をしていると、目の前の人にヒットした。
暫く準備の手を止めてやり取りを見る事にする。
ロッドがブルブルと小刻みに震え、期待が高まる。
少しのやり取りの後、あがったのは50弱くらいだったか。
ストリンガーに繋いで、直ぐに次の1本を狙っていた。

最初から大会参加は諦めていた。だから特に急ぐ必要も無いのだが、目の前で釣られてしまうと、気持ちが急いた。

準備を終え、ストリンガーに繋がれた魚を横目に流れ込み右側へ入る。
雨は強くなり、キャップの上からフードを被る。
少し先では幾度かライズがあり、すかさずキャストするがバイト無しで大会終了のアナウンスが流れる。
検量後、順位の発表。
1位は53センチから7位の45センチまで。
ポイント大会だから景品はありませんとのこと。
そうなんだ、知らなかった。

1時間ほどしてポイント移動する。
流れ込みから木までの間で再開する。
たまにライズ有りで、釣れそうな気はする。
雨は一旦あがったが、今度は霧。
一瞬にして辺りは濃い霧で覆われ真っ白に。隣の人も見えない。
通い慣れたこの釣り場は一気に雰囲気が変わる。
なんだか神秘の湖って感じで、そこから現れる幻の魚を狙うみたいな事を想像して楽しんだ。
程なくして霧は晴れるが、また小雨。
濡れた服が肌にへばりつき寒くなってくる。

すると少し沖でライズが起こり始める。
魚が集まっているとすれば、手前の沖付近から木の左側辺りだろうと検討をつけた。
立ち位置からやや左方へキャストし、幾通りかのタナを引いてくる。
視界不良の中、ほんの手前の水中さえ確認出来ない。
こんな時は何色がいいのだろう?
ライズがあった事からしてアピールした方が良いのだろうと、アワビの淡いピンクのスプーンを遠投し、底まで沈めたのちゆっくりと丁寧に引いてくる。
すると、手前3~4メートル付近でヒット!
この時期、ひどい根がかりは無い為、直ぐに喰ったと分かった。
若干タイミングを遅らせて巻き合わせると、重みがロッドに伝わってくる。
朝の静寂の中、魚を釣るのは気分がいい。
45センチをキャッチすることが出来た。
昨日よりも小柄だが、ヒレもしっかりした綺麗な魚体で嬉しい。
5_24_raibow.jpg
時間は8時だった。

その後、2本目を狙うもアタリ無しで9時に終了。

ヒットルアー/Develop 5g (薄ピンク/アワビ)


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  1. 2009/05/25(月) 16:35:30|
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5/23~24 ホーム釣行

5/23 終日快晴
9時過ぎに釣り場に着くと、見慣れぬ光景。
大勢の親子が木の周りに集まって、キャストの練習か何かをしている。
釣り体験会かな。
程なくして、放流が始まった。
5_23_lake.jpg

その親子たちは放流車の周りに集まって放流を見学。
そこに紛れ込んで自分も見学。
200kgの放流だそうです。
放流が終わると、個々好きな位置に陣取って、釣りを開始。
少しするとちらほら、バシャバシャと魚が掛かった音と共に子供たちの歓声が聞こえてくる。
天気は快晴で、まさしく行楽日和。
近くの芝生では若者グループがバーベキューをしている。
釣りをするにはもう少し日が陰った方がやり易いけど、イベントにはうってつけの天候だった。
そんな光景を見ながら、自分たちも放流魚狙いで木の左側に陣取り開始。
放流があってもなかなか釣れないのが、ここの釣り場。
派手系のスプーンから試して行くが、なかなかバイトには至らない。
程なくして、ちょうど入りたかった場が開いたので、直ぐに移動してクランクを投げる。
すると4~5投目でヒット。
着水後、直ぐに潜らせ底付近を引いてきて、駆け上がり辺りでヒットした。
ここ最近はボウズが続いていたため嬉しいヒットだ。
そこそこの引きで、何度かドラグが引き出される。
近くまで引き寄せて姿を確認する。しっかりフックアップしている様だが、バーブレスの為、まだ安心は出来ない。
オープン大会のバラシをチラリと思い出す。
寄せては走られを何度か慎重にやり取りしながら、無事カミサンがキャッチ成功。
5_23_rainbow.jpg
なかなかのサイズ。55をやや下回るくらいか。
尾びれが欠けていたのが少し残念。
さっきの放流魚だろうか。

やっと釣れた、、、
カミサンにとっては、釣り上げたニジマスを見るのは初めて。
二人で暫く観察して離してやる。

その後、場をカミサンに譲りクランクにチェンジで初ヒットを期待するもヒットせず。

いよいよ気温はあがり、照りつける太陽で肌が痛い。
その場で昼食休憩。
それにしても、暑い。
このまま、水に入りたいくらいだ。

その後、何事も無く18時で終了。

ヒットルアー/Dクラ(ピンクシャーベット)

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  1. 2009/05/25(月) 11:58:02|
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5/16 利根川視察

5/16 
利根川に行ってみた。
前回の千代川でのサクラ釣行後、関東近辺でサクラを狙える川は無いかと探していたところ、利根川でサクラが釣れるらしい事を知り、利根大堰に行ってみる。
自宅からは100km弱の道のりは、試しに行ってみるにはまずまずの距離。

家族の事も考えると朝8時には帰っていたい。
2時半起床の3時出発、4時には現地到着で7時までの3時間勝負で8時には帰れる。
このプランで予定を組むも、いつも通り起きれず。
5時出発で辺りは既に明るみ始めている。
急いで高速に乗り、羽生ICで降りる。
インター降りて15分ほどで利根大堰が見えてくる。
車のまま川まで降りると、既に大勢の人が、等間隔に車を停め川に立ち込んでいる。
予想以上の人出に驚いた。
仕方なく、そのまま下流へと車で移動しながら入れそうなポイントを探すが、下っても下っても、駐車している車が絶える事は無い。
そのうち橋が見えてくる。
昭和橋という橋で、ネットでもポイントの一つにあげられていた。
時間は過ぎるばかり。
今回はココに決める。
川まで降りると、既に5~6人ほどが居る。一番下流側で開始。
テッペンスプーンを中心にローテしながら探るもアタリ無し。
そのまま何事も無く8時で終了。

ホーム以外での通える釣り場としてどうなのか?
次回行くなら、大堰付近を試してみたい。

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  1. 2009/05/18(月) 09:53:12|
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5/4 千代川最終日

5/4
前日の手応えをもう一度味わいたく、前夜は気合いを入れていたが、また寝坊。
昨日バラシたポイントに着いたのが7:00前。
早々に手持ち残りのバッハ10g青銀を繋ぎキャストを開始する。
朝ココに立ってみると昨日の特別な雰囲気とは一転していて、なんだか拍子抜けした。
ちょっと言い過ぎかもしれないが、昨日のあの時間のこの場所は、ある種の用意された特別な空間に居た様な気がする。
キャストをくり返して程なくすると、昨日の浅瀬にまた鯉が寄ってきた。
大きさからして昨日見たのと同じヤツだろう。
それでは、昨日鯉の次に着たサクラはまだこの辺に居るのだろうか?
そんな事を思いながら黙々とキャストをしていると、上流の辛うじて確認出来るくらいの距離に二人釣り人が居た。
10gスプーンを取っ替え引っ替え試してみる。
次第に日は高くなり、気温も上昇。

どうしても、昨日の様な直感的な気持ちの高ぶりが無い。
2時間半ほど、その近辺で探るもアタリ無し。
昨日見たサクラも確認出来ず。
一旦上がり、歩いて上流側へ移動する。
歩きながら深場を探す。
すると直ぐにテトラ岸が現れ、その周りに唯一の深みが出来ている。また、木の枝が覆い被さっていて、雰囲気がいい。
テトラ上流側からクロスにキャストし、スプーンを流して岸まで寄せ、テトラ前の木が多い被さっている深場を引いてくる。
そこに滞留しているサクラを想像して幾通りかのコースを攻める。
目の前をかすめるスプーンに食いついてくれないだろうか。
何事もなくスプーンは戻ってくる。
携帯をチェックするとすでに11:00まえ。家族からの着信アリで折り返すと、午後からバーベキューをするとの事。
この連休、年一回しか帰らないのに自分の釣りばっかりで、まともに家族と過ごしていない。それに集中力も切れた。
今年の鳥取サクラ釣行はここで終わりにしよう。

車に戻ってウェーダーを脱ぐ。
車内は準備してきたタックルで散らかっていた。
一つ一つ整理しながら、今回の事を思い出していた。
来年もまたこの時期に来よう。
ここでのサクラ釣行が自分の年間のスケジュールに組み込まれた。





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  1. 2009/05/12(火) 10:56:28|
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千代川 5/3

5/3
いきなりの寝坊で5:30出発。
すでに辺りは明るい。
交通量の少ない道をかなり飛ばして現地に到着。
鳥取で運転をすると、ついついスピードが出てしまう。

昨日見た橋桁の落ち込みが気になり、そこから開始。
sendai2.jpg

この川ではミノーがよく使われると店で聞いたので、慣れないシュガーディープ赤金で流れに乗せる。何度か繰り返していると、ググッ。
岩に引っかかった。試行錯誤するが抜けずにロスト。
2つ目のシルバーピンクで同じ様にキャストを繰り返す。が、またロスト、、、
一瞬にして3,000円がとんだ。
ミノーってどうやって扱うの?
今回の為に購入したミノーは4つ。
残るは2つ。
とりあえず、ここではスプーンに切り替える。
落ち込み上流にキャストし深場に流し、また、同じところを引いてくる。
居るなら、このポイントではココだと思うのだが。
しばらくして、おじさんが来る。
話を聞くと、1ヶ月ほど前ここで50センチ弱を上げたそうだ。
それを聞いて、念入りにキャストを繰り返す。
自分のポイント選びは外れては居ない。
すると、ルアーマンが一人やってきて、隣いいですか?と。
30分経たないくらいで去っていった。

2時間ほど、少しづつ移動しながら粘ったがアタリは無かった。と思う。
そこから、歩いて橋をくぐり上へ移動する。
こちらの岸から川半分までがかなり浅く、立ち込んで向こう岸にキャストするが、それでも
浅い。はじめてのウェーディングに気を良くしながらも、こんな浅くてサクラは居るのか?
上流を見ると、一人、自分と同じ様に川半分まで立ち込んでいる人が居る。
しかし、自分的にここでは魚が居そうな気配は全く感じられないが、周りを見れば晴天で山々の緑がとても気持ち良く、見知らぬ土地で一人、川に立ち込んでいる。
久しぶりに気持ちが完全解放される。
もう少しの間、脚に掛かる水圧の慣れない感触を楽しもう。

岸に上がって車まで戻ると、さっきのポイントで新たなルアーマンがミノーを流していた。

近くのコンビニに昼飯を買いに行き、橋下で川を眺めながら飯を食う。

その後、円通寺付近へと移動。
4~5人程いた。
橋の直ぐ上流部に入ってスプーンで引いてくる。
何度か底がかりしながらも、キャストしていると、地元の人が、アタリありますか?と聞いてくる。イヤー、厳しいですねーと僕。
少し話を聞くと、解禁日近辺は結構な数が上がったらしい。
そして、ここではミノーが圧倒的に多いと。でも、その人はスプーンをよく使うらしくチヌークの実績が高いとも。そしてこの水位なら10gぐらいかなと話してくれた。

そこから直ぐに10gにチェンジする。
今の自分に根拠のある話は要らない。
とりあえず、選択を狭めてくれる一言が欲しい。
ここでは15:00くらいまで粘った。

さすがに疲れる。
車に戻り、一服して次のポイントを考える。
サクラマスを釣るのには、一カ所にずっと粘って、こんなにもポイントを交えるのは普通じゃないのかもしれない。が、飽きるんだからしょうがない。

次は、ネットでも良く出ていた源太橋。
フライマンが2人、橋の10メートルほど上流で対岸を狙っている。
ここも浅い。
自分は橋下付近を探る。
橋桁の深みに残り2つとなったミノーのうち、一つを選んで流す。と、流しすぎた。
思っていたよりも流速は速く、急いで回収しようとするも、あえなく橋桁のくぼみ部分にガッツとハマり、またロスト。
もはや、ミノーでは魚と釣ると言うことよりも、以下にロストさせずに回収出来るかに意識が行ってしまう。
その後、スプーンも1個追加でロスト。
なんとか回収しようと、立ち込んで行くが、橋下付近は流れが見た目以上に早く、少し焦りながらも色々やっているうちに、ラインがロッドに絡んだりで、上のフライマンは何をやっているのかと、こちらをチラチラ見てくる。
ほんの数投で早々に引き上げた。
夕暮れまであと、数時間。
これ以上の移動はしたくない。
車を置いたまま歩いて上へと向かうが、ずっとコンクリートの護岸が続き、行けども行けどもキャスト出来そうな場所は無い。
この際、良さそうなポイントを見つけるまで歩く事にした。
それにしても、ウェーダーでアスファルトを歩くと踵が痛い。

どんどん先に進むと、川の流れは次第に穏やかになり、川幅も広くなっていった。
水草が確認出来る様になると程なくして、用水路が流れ込むところに着く。
護岸も低くなり、用水路に降りて渡る。
なんだか、小学生の頃の探検みたいだ。
夕方、近くの川でフナ釣りをしていた時と同じだ。
30を超えて同じ事をしているのに気づく。

渡り終えると、そのまま進む事は出来ず、一旦上がって畑横の道を通る。
上から川を確認しながら進むと、川の中に植木屋の庭の様な場所がある。
川の中と行っても岸よりで、小さな中州になっている場所なのだが、なぜかこのとき、異様に胸が高鳴った。降りる場所を探す。
ココは、今までのポイントの様に明確に道がある訳ではなかったが、少し高い草を分けると確かに釣り人の通った道がある。分け入って降りると下にパックの日本酒のゴミがある。
やっと、それらしき場所を発見出来た事に安堵を覚え水際まで来る。
右はさっきの中州地帯で、左は川幅が右側よりも広く、川の流れはココで緩むポイントだった。
両側は木が生えていて、人一人がやっと立てるような場所。木の枝は川に向かってややせり出している。
sendai1.jpg

すでに時間は17:00近い。
鳥や虫の鳴き声が大きく響いていた。
そっと左岸を覗くと、浅瀬に大きくて黒い陰がある。
息をのんでじっと見つめた。
どうやら鯉らしい。
確かめたくて、少し歩み寄るとその大きな魚は離れて行った。

なんか、ココ居そう。
自分の乏しい知識と、少ない経験からしてもココは居るんじゃないかと、一人、異常なまでにテンションが上がっていた。
バッハ10gのキンクロオレンジを上流側投げ引いてくる。
何回かキャストを繰り返していると、さっき鯉が居たところに、また魚影が。
キャストを止め、音を立てずに首をゆっくりそっちの方へ向ける。
この型はマスだ。
サイズは50センチ前後。
実際に見た事は無いが、頭部先端に向かって尖っているのは、サクラじゃ無いのか?!
やっぱり居るんだ、と一人テンションは最高潮。
ソイツが離れると、また直ぐにキャストを始めた。
定かではないが20分ほどしたとき、バッハが突っかかった。
自分は既にその時には底がかりの感覚には慣れていた。
だから分かった。
何かの魚がかかった!
直ぐに巻き合わせして、ロッドを上げると、直ぐにラインが上流へ向かって出て行く。
ギー、ギーと忘れかけてた音が現実だと認識させる。
ロッドは弓なりのまま、ドラグが鳴り止むのを待つ。
一瞬、現状を冷静になって考える瞬間があった。
しっかりフックしたのか?ロッドのしなり具合は?ラインテンションは?ドラグ調整はある程度していたっけ?
など瞬時に考えながら、中腰でプレッシャーをキープしていた。そして、ニヤけていた。
さらに、これを釣って実家に持ち帰る姿も想像した。
今考えると、果たしてそれらを考える時間はどれくらいであったのか?よくもそんなに色んな事考えたなぁと思うのだが、実際、そうだった。
ラインは手前3~5メートル先で、一旦、落ち着いたかに見えた、が、さらに走った。
手元には、魚が上流を向いて頭を振りながら、ぐんぐん進んでいる様子が伝わってくる。
と、微妙に音に変化があった。実際その時にはその変化を聞き分けていないのだが、ギーではなく、ギリギリと。
そして、次の瞬間、手元でブチンッ!と音がした。
僕はしばらく中腰のまま魚の行く方を見ていた。
実際、魚は目にしていない。
想像していた。

その後の悔しさは言いようが無い。
正直、悔しさを噛み締める前に、次のスプーンを繋ぎ必死でキャストしていた。
何のアタリも無いまま、時間は18:00。

色んな整理の付かない頭のまま、ソコをあとにした。

あれは、サクラだったのか?



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  1. 2009/05/11(月) 20:11:07|
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逃したのはサクラか?

5/3~5/4 鳥取県千代川 サクラ釣行

5/2
昼過ぎに鳥取空港に到着。
賀露で昼食を済ませた後、明日から2日間の為の日釣券と情報を求め、空港近くの釣具屋へ向かう。
とりあえず初めてのサクラ狙いと伝え、情報を聞く。
昨日、一昨日と何本かはあがっているらしい。
千代川のマップをもらい、それを見ながら店の人にポイントを赤丸していってもらう。
事前にネットでチェックしていたので、なんとか把握する事は出来た。
それでも、地元ならではの一級ポイントを教えてもらいたかったのだが、まぁ、今つけたポイントならどこでもいい、と。
自分的には、サクラ初心者、さらには河川での釣りも初めてと不安を感じていたので、適当でもいいから、ここは攻めた方がいいよ、と背中を押す一声が欲しかった。
すると、店に居た常連と思われるおじさんが、説明を付け加えてくれた。
赤丸のポイントの上流を指し、ここは今から行けばちょうど夕マヅメのライズが見られるかもしれないよ、と。
とにかく、今から行って下見しておいた方がいいと念を押してくれた。
そして、日釣券を買おうと店員に言うと、3,000円もするらしい。
年券は5,000円。
今年はもう鳥取に来る予定は無いのだが、2日やると6,000円か。
年券を買う様に勧められる。確かに、計算では年券の方が安いのは分かるのだが、年券を買うという事に抵抗がある。しかも、なんだかうまい事のせられてるみたいで嫌だったが、ちゃんと券をつけて釣りをする事を前提に考えたら、年券。
しょうがない、年券を購入する。
店を出るとき、ビギナーズラックもあるからと、その言葉に券を購入した時の気持ちも吹っ飛んだ。

家族を外で待たせていたので、実家に戻る事にした。
家に着くと15:00。
とりあえず、下見だけはしておきたい。
ここから千代川まで約1時間。
一旦帰ってしまうと、正直めんどくさい。
さっきもらったポイントマップにもう一度目を通す。
明日行く場所に検討をつけ、そこを中心に下見をする事に決める。

始めに円通寺橋近辺の様子を探る。
時間は17:00。
川まで降りると、予想以上に水位が低い。
しばらく眺めていると、足下に黒い陰が。それがサクラなのかは不明だったが、魚が居る事にテンションがあがる。
釣り人たちが歩いた道に沿って歩いていくと、フライマンが一人。
連休でしかもこの時間帯、一人だけ?
状況は厳しいのか?

そこから、下流へと移動する。
倉田スポーツ公園の下流にある橋の下へ。
橋桁周りは深い落ち込みになっていて、居そうな雰囲気ではある。
ここにも一人、ルアーマン。
しかし、どうもこの水位が気になる。
時間はすでに18:00過ぎ。

その後、さらに下流に車を走らせ、降りずに場所だけチェックして下見は終了した。

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  1. 2009/05/11(月) 17:47:35|
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サクラ咲くか?

ルアーフィッシングをやり始めて1年足らず。
こんなにも早くサクラマスを狙う事になるとは予想もしていなかった。

きっかけは、このゴールデンウィークでカミサンの実家、鳥取へ行く事から。

どうせ飛行機使って遠くに行くなら、その先で釣りがしたい。
ネットで実家周辺の管理釣り場を検索するが、コレと言って見当たらず。
鳥取、釣りのキーワードでグーグル検索してみると、鳥取の有名河川でサクラマスが釣れる事が判明する。
それにしても、河川でルアー釣りなんてまともにした事が無い。
それに、道具も色々と必要なのでは。

それでも、今度はサクラマスで検索をしていくうちに、美しい銀色の魚体の釣果写真が満面の笑顔の釣り人ともに載っている。
次第に気持ちは動き、既にサクラマス一色。
調べなければならない事は山ほどある。

まずは河川の位置関係の把握から実績ポイント、使用ルアー、ライン、、、
川に入らなきゃいけないの? アップクロスって何? 堰堤? ガンガン瀬? 薮漕ぎで何たら、、、
分からない事ばかり。

とにかく、思いついた事、分からない単語を都度調べていく。
どうせ行くんなら、知らないよりは知っていた方がいいに決まっている。

とにかく、釣具屋に言って聞いてみるのが手っ取り早いと思い、店員にサクラマス釣りたいんですけど、と言ってみる。
で、分かった事は、ウェーダーはいるらしい。
ルアーも現在所有しているものではダメみたい。

金はそんなに使えない。
とりあえず、店員のアドバイスを聞いたうえでルアーをいくつか購入。
シュガーディープの90F(赤金、ピンク/シルバー、青/シルバー)にテッペンスプーンの金クロオレンジと青シルバーの18g。
ラインはビックトラウト用の8lb。
スナップも太くてゴツいやつ。

コレだけで大丈夫なのか?
でも、とりあえず今回はコレだけでと、7,000円ちょっと。
また、使ってしまった、、、

ウェーダーも居るんだった。でも、ほんとに必要なのか?
行くポイントの状況が全く分からないため、とりあえず購入することにした。
何着も試着をしては価格とのにらめっこ。
結局、リョービ製のOEM、上州屋オリジナルウェーダーに決める。

帰って、スプーンウォレットを開き、新しいスプーンを引っ掛けて、しばし眺める。
なんか、不安だ。
確かにサクラマス釣行なんて、年1回行くかどうか。
何年通っても釣れない、なんて事も色んなブログに書いてあったし、、、
いや、年1回しか行けないからこそ、限られた中で準備しなくては。
もう一度、手持ちのスプーンを見る。
サクラマスに使えそうなのは、バッハスペシャル10gの2色、ライトニングウォブラー10g2色。そしてテッペン18gの2色。中間が欲しいなぁ。

翌日、14gを求めてまた釣り具屋へ向かってしまった。
それにしても、どの14gにしよう。
バッハの14gをカゴに入れたが、迷ってまた戻す。高い。
チヌーク?クルセイダー?どちらも覚えたばかりの有名スプーン。
と、棚の端に見覚えのあるスプーンが。
ディープオン14g。
ディープオンはホームでかなりの釣果を出している。これが果たして鳥取河川、サクラに通用するのか?

その頃には、選ぶ楽しさを超していた。
いい加減、考えるの疲れた。それに自分の経験と知識ではいくら考えたところで結論など出るはずも無い。
ディープオン14gの赤金、ピンクシルバーに決定。
それにDコンタクト85のヘビーシンキングのキンクロ、スミスのサクラ用シュアーフックを2パック。
ポンポンとカゴに入れていった。

帰って、またウォレットを開く。
追加したスプーンで、ウォレットはパンパンにふくれた。

寝る前に、雑誌『鱒の森 サクラマス特集』を読む。
こんな雑誌まで読むようになってしまった。

そして今、これから行く河川での釣果情報と河川の水位変動を照らしあわせている。
水位がどれくらいだと状況がいいと言えるのだろう?
いまだによくわからない。

まだまだ、不安は山ほどあるのだが、とにかく行ってみなければ分からない。
実際に経験して覚えていくんだろうなぁ。

河川の釣りのルールとかあるのかな?
なんて、またすぐに疑問が頭の中をグルグルと回り始める。

明後日の朝には川に立ち込んでキャストしている。だろう。

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  1. 2009/05/01(金) 18:08:15|
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SKY

Author:SKY
やっぱり山がいい。

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