釣行前夜、グーグルマップとにらめっこ。
去年に見て回ったポイントを重点的に、記憶と目の前の地図を重ね合わせる。
入るポイントの段取りは出来た。
去年は、限られた釣行時間の多くを、川を見る事に時間がさかれていたため
今年は多少なりとも気持ちに余裕がある。
家族を起こさないように、静かに荷物を運び出し、はやる気持ちを抑えて車に乗り込む。
久々のこの感じ。また、このシーズンがやって来たんだと実感する。
やっとのことで長い事故渋滞を抜けて、現地到着が10時過ぎ。
気温1℃の小雨。
車のリアハッチを開けて腰掛け、ウェーダーに着替えながら川を見やると、去年の今時期よりも水が
多いのは明らかだった。タッチの差で先行した3人組みから離れて川を渡る。
重いスプーンを対岸際に投げ込み、少し手前の流芯に乗せるべく、ラインを送り込む。

その流れの押しの強いこと。
昨シーズンのほとんどを渓流で過ごした僕にとって、7.7ftのロッドと15~18gのスプーンの操作は
力仕事となった。
僕は今までこのような一見して直線的な強い流れは敬遠してきたほうだし、もちろん魚をかけた事はない。
どうやって攻めたらいいのかと、あれこれ考えながら、ルアーの受ける水の重みの変化に意識を集中していった。
いつの間にか周りにいた釣り人は減り、小雨は雪に変わっていた。
ずっと使い続けている薄い生地のブーツウェーダーでのこの寒さ。
とっくの前から身体は芯まで冷えきり、少しの足の置き場の移動でも感覚がおかしい。
背中から肩、肘にかけては凝り固まり、ギシギシと音がするようだ。
あぁ、河に立って釣りをしているんだなぁ、そんな状況でも思わず頬がゆるみ、こうして今年も釣りが出来る事に
感謝した。
予定では次のポイントに行く頃合い。
感覚のない足取りであちこち躓きながら車へ戻った。
14:30昼休憩にする。
先程ちらついていた雪はまた小雨に戻っている。
リアハッチを屋根に河を眺めながら準備をする。

静けさに最近手に入れたバーナーの音がやけに大きく聞こえた。
これも今回の楽しみの一つ。

凍り付いた身体では、ポンピングで息が切れた。
しかしこのポンピング、今まで使用していたコールマンのスポーツスター2と比べて
ストローク幅が長く、ガスボンベが筒状のためホールドし辛いことからくるものだと分かった。
僕の好きな、すがきやラーメンとコーヒーで熱を取り戻して再開。
足場の良い岸から、持って来たルアーを総動員して投げたおす。
ピクリとも来ない。
そしてまた雪が舞う。

あぁ、湯に浸かりたい、、、
そう思ってしまったら最後。
今日はヤメヤメ、とそそくさと荷物をまとめ、一路、僕のホーム銭湯、ロマネットへ向かった。
犀川よ、さらば。
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- 2012/02/28(火) 12:12:55|
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連休最終日、釣りのスケジュールを何とかすべり込ませた。
東京へ戻る日の早朝3時間勝負。
渓流に立つのは今シーズン最後となりそうだ。
連休初日に、家族でピクニックをしに国営アルプス公園へいったのだが、
これは母親の提案で、カミさんの親父さん方の墓参りを兼ねてのことだった。
公園がどこにあるのか地図で調べると、直ぐ近くに川があることがわかり
念のためタックルを車に忍ばせていた。
この連休、予定はぎっちり詰まっており、そんな淡い期待も潰えた。
公園を出ての帰り際、渓相だけでもと、隣に座る父親の話も上の空で
前方とナビを交互に見ながら無言でハンドルを切り、脇道へ。
ちょっと待っててと家族を車内に置き去りにして、橋上から川を眺めた。
クリアな水色と岩のアイボリー色が印象的だった。
いつかは此処に立ってみたい。

さて最終日、目的の渓流へと下りた。
ここは以前に当ブログでお世話になっている
いわなたろうさんにアドバイス頂いたポイント。
一旦上流へ車を停めてから歩いて下り入渓する。
後で判明したのだが、教えて頂いた入渓地点よりも上流側に入った様だ。
岸へ上がれる場所は少なく、ほぼ終始遡行することになる。
小渓流での釣りは僕にとって難しい。
今回の渓流のなかでもこの区間は比較的広いほうだが、水の中に立って
川底の地形や、流れを確認するのは岸からよりもはるかに掴みづらい。

僕の初めての渓流は桂川のある区間。
そこは岸も比較的広く、流れの状況がよく分かり
ほとんどをややアップ~ダウンクロスに投げていた。
スピナーを多用し、Uターン後のダートの動きで釣れていた。
釣れるのは小さなヤマメがほとんどだが、ギラッと光るのが確認出来て
その直後にヒットする釣りは楽しかった。ポイントは浅い瀬で、底がよく見えて
こんなに良く見える場所で釣れるのか?と最初はパスしていたが
あるとき試しにスピナーを対岸ギリギリにややアップで放り
大きなU字を描きながら引いてくると、どこからか一瞬のうちに
ヤマメが出て来て食らいついた。
単に僕には魚が見えていないだけで、一見単調な浅いと思える
瀬にもしっかりと変化があり、そこに魚が着いているのだと分かった。
そんな釣り易い場所とは違って、クロスキャスト出来ないほどの
川幅のポイントでは攻めあぐねる。
アップクロスの釣りを余儀なくされ、流れの速さにあわせてラインを巻き
テンションを掛けて、ルアーにアクションを与えられるように試みるが
これがなかなか思うようにいかない。
遡行するにあたり、魚の付き場を見極めながら自分が進むルートを
選ばなければいけないのだが、進んで来て見ると、既に着き場の真下まで
来てしまっていたりと、川を読む力が乏しすぎると再認識した。
また、より的確にルアーをピンスポットに着水させねばならず
今まで狙っていたつもりのルアーキャストは、実は、大体その辺りであったので
あって、本当に狙いたい場所に落とすのは更なる訓練が必要となる。
実際、今回も、ハングオーバー下に投げ入れる自信がなくて
おいしい場所をパスしたこともあった。
今回は、そんななかでもなんとか3尾の小さなアマゴが出てくれた。


今シーズンから始めた渓流での釣りは、新たな発見と多くの課題を残した。
来シーズンもその魅力にどっぷり浸かっていくことは間違いない。
山に感謝。
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- 2011/09/21(水) 12:15:22|
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連休2日目、友人と共に地元の渓流に入った。
梅雨も明け、いよいよ夏本番。
2011年も後半に入った。
昨年までは湖がメインであったが、今年は川での釣りを意識している。
特に渓流と聞くと敷居が高そうで、最初は躊躇したが
始めてみれば、水の流れや木々、虫、野鳥の声を聞き
自然の中で活動する歓びを再認識した。
釣りを始めた時に感じた、忘れかけていた感動の再現であった。
そして、最近ではより奥へと気持ちが向き
今回、地元の渓流へと心が動いた次第だ。
帰省前に好タイミングで、当ブログでお世話になっている
いわなたろうさんから情報を頂き、それをもとに
昔懐かしい夏休みの一時を思い描いた。
漁協による放流はないものと思われるが、なによりも山の水を体感したい。
朝一で友人宅付近の渓流へむかう。
まずは、下流域から軽く探って見ることにする。
まだ日の昇らない朝方、薄く煙った先には細いが強い流れが
轟々と音をたてている。
上からの流れは浅瀬を通り集約され、10メートル程の
直線に流れ下ってブロックにぶつかる。
そこで反転流のある溜まりを形成し、ゆっくりと浅瀬へ流れ下る。
その約10メートルのストレートの上には木々が覆う。
日中でも十分に楽しめそうだ。しかし、ここはまだ下流域。
周りには人家も沢山あり、観光客も頻繁に訪れるエリアである。
各々探ったが反応が無く、大きく移動した。
(後に、友人から聞いた話によると、その日の昼過ぎにこの場所で、
いかにも玄人なオーラを放つ釣り師が綺麗なノボリを2本あげたとのこと。
そこで粘ることが出来なかった僕に足りなかったことは自分の考えを信じることか)
車で大きく上流へ移動して再開。
こんな環境で釣りをするのが今回の目的。

しかし、流れは落ち込み、直ぐにまた落ち込みの連続で
今までして来た様なルアー操作ではうまくいかない。
色々と考えた結果、ここでは手持ちであったスローシンキングの小さなプラグを選択。
STORMのスキャットバックというプラグで30mmほどの大きさ。
アップにキャストして流れに乗せ、そのまま落ち込みに流し込み
そこに居着いているであろう魚にアピール出来ないかと考えた。
次の落ち込みまでの距離は1メートル足らずであり、その間にアピールして
食わせなければならないことになるのだが、結局反応は無かった。
果たしてこの方法がベストであっただろうか?

美しい光景にしばし竿を休める。

今回持ち込んだのは、初めて使用するロッド。
5.6ftの竿でテネシーグリップ。装着するリールはもちろん、Mitchell408である。

さて、友人共に攻めあぐね、渓流を移動した。
場所は昨日、家族でピクニックに訪れた場所。
その時は昼過ぎで、家族がクワガタ獲りに励んでいる
僅かな時間で数十メートル探り、20センチに満たないアマゴらしき
魚をバラしていた。
そこから入渓して上へと探っていく。

前回の日中の釣りであまりの暑さに懲りたので
ウェットガーターとウェイディングシューズを新調した。
最初は水が入ってくる違和感が気になったが、一度入ってしえば快適そのもの。

変わっていく景色を満喫しながら先へと進む。
魚からの反応は無し。
もはやトレッキングである。

一旦上に上り、歩いて移動すると次に現れたのは
岸の広い釣り易そうな場所。
爽やかな木々が木陰を作っている。

岩裏を通しながら釣り上がって行くと堰堤へ出た。

ここが今日一番の大場所。

大きな期待を込めて、淵に沈め、横切らせ、スイスイ、ヒラヒラと
アピールを執拗に繰り返し、いつしか頭からモクモクと煙が出そうな程の
オーラを発している自分に気付く。
大きく息を吸い込んで、顔を上げ辺りを見回すと
思い描いた通りの美しい自然と夏の一時。
正直、一尾でも出てくれれば最高だったのだけれど
懐かしい夏休みの再現、としては充分に堪能した。
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- 2011/07/20(水) 18:42:11|
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前回の釣行から約2ヶ月。
太陽の下、目にいたいほどの水面の輝きと、まぶしい緑が恋しい。
久々に向かったのは上川。1年ぶりのノボリ狙いとした。
約3時間かけて釣場へ向かい、正午には引き揚げて、また3時間の
相変わらずハードな行程である。
新しい車、D5での初めての遠出に、眠気が襲うその長い道のりも
あっという間であった。
僕の趣向は、電子機器の少ないアナログで無骨な道具が好みだが
最近の車は凄いスゴい。
ハンドルに集約されたコントロール類はとても便利で
音量調整や選曲もここで完結する。今では常識ですか?
クルーズコントロールという機能は、速度設定すれば
アクセルを踏まなくてもそのスピードでクルーズする、
読んでそのままであるが、これも長距離移動には楽に感じた機能。
ただ、アクセルを踏まなくても足は常にアクセルペダルに
置いておくことを、取説では推奨している。
これはとっさのブレーキに反応する為には、足はいつもある
アクセルペダル位置からの移動、刷りこまれた操作に従う為である。
楽だからといって、足を他の場所にしておくのは危険である。
目的地到着5時過ぎ。
この時期では遅刻である。
すでに多くの釣り師が川辺に立っている様子を車を走らせながら眺めた。
去年と同じポイントに向かう。
先週の予報では雨マークが続いていたので、水量に期待して来たのだが
予想外の減水であった。
川岸の杭には水位の後が見られ、一足遅かったと思いながらも
照りつけ始めた太陽の下、ひたすら魚信を待つ。
続々と釣り師が去るのを後目に、水深あるポイントへ移動するも
魚信の無さに見切りをつけ、さぁ車へ戻ろうと薮を戻って行くと
まさかのプチ遭難。
出た場所の先に道が見つからず、ぐるりと背丈の高い葦に囲まれる。

ここまで来るのにも一苦労だったため、新たな道を切り開こうと
少しずつなぎ倒していくが、暑さと寝不足で断念。

来た道を引き返して道を見つけ、なんとか脱出することが出来た。
地元の河原で迷うとは。

汗びっしょりになったベストを脱ぎ捨て、向かった次のポイントは
3年間通った懐かしいエリア。
当時、釣り師が川に入っていたのを記憶していたが、まさか自分が釣りで
此処に立つとは。
気を取り直し、橋下の日陰にブレットンを流し込み、小場所の落ち込みで
ヒットさせるが、あえなくフックアウト。
小型ではあったが、本日初の反応にこの先が期待出来る。

その後、つり上がりながら、ここで出る筈となんども確信した場所でも
反応は皆無で、首に巻いたタオルで顔を拭いながら空を見上げると夏の空。

遠く懐かしい少年時代の夏休みを思い出しながら
子供達の今年の夏は何をしてあげようかと、
反応の無い、けれどキラキラと光る初夏の川を後にした。
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- 2011/07/12(火) 12:15:08|
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Mitchell 408を手に入れたものの、それに見合うロッドが見つからずにいた。
先日、やっとのことでMitchell RIVIERE と言う名のロッドを手に入れたので
早速、ミッチェル×ミッチェルの組み合わせで桂川へ向かった。
桂川は今回で2度目となる。
前回では友人とともに訪れ、互いに満足のいく釣行となった。
ポイントも大まかに把握出来ており、前回では攻められなかった部分も
含めて、同じ区間を釣り歩くことにする。
前回の釣行は4月2週目の土曜日だった。
どうやら、この区間は月の第一日曜日に放流があるということが後になってわかった。
という事は、放流後の最初の土曜日にあたったということだ。
友人とともに数釣りを楽しんで、釣れた魚も小型メインの放流魚も目立った。
今回は放流後から3週目の土曜日にあたる。
その間にどれほど魚が抜かれ、プレッシャーが掛かっているだろうか?
前日は各地で30℃を記録した夏日であり、今日も予報は快晴で
一ヶ月前とは大きく状況が異なる。
なにはともあれ、新しいタックルでの釣行に胸を躍らせ釣り場に到着する。
準備をしていると、スナップとランディングネットを忘れた事に舌打ちし
ルアーは直結せねばならず、掛ける魚はランディング場所を見つけねばならない。
前回の実績ポイントをメインに、今回は単独である為、テンポ良く釣り歩く。
ロッドの調子の違いに戸惑いながらも、数投で感覚をつかみ、まずは魚の顔がみたいと、
ブレットンで探る。
思った場所から反応が無い。
ブレットンをゆったりと流しながら、数投で見切りをつけて先へと進む。
アップクロスに放り、沈めながら流して巻き、岩裏を通過すると、アタリが来た。
ククンッとティップが入り、可愛いサイズの綺麗な山女、本日の一尾目。

こんなサイズでも、このロッドは、今まで使用していたものよりも遥かに
魚の動きに反応してくれる。
その後も、似た様なサイズを数尾キャッチしながら、一つ目の大場所に到着。
ここは前回、良型のウグイをあげたポイント。
静かに近づき、腰を屈めて探る。
ラインを切って、スプーンにつなぎ直し、深みを探る。
比較的大きな魚影がゆったりと上流へ向かう。
この場所で粘る事を決め、執拗に探るがそいつからの反応は無い。
ここは色んなルアーを試さねばと、何度もラインを切っては結びを
繰り返した。
前回に試せなかった、フラットフィッシュもやってみた。
上流からの緩やかな流れにフラットフィッシュをのせ、流れが岩にぶつかる
反転流でも自然にもまれるままにしておく。
ここは比較的大きな溜まりであるから、反転流後のフラットな水でも
フラットフィッシュが作り出す、じれったいアクションと
三角波で魚を出せないだろうかと考えたのだ。
結局、それでも反応は無かったのだが。
大きな魚影は諦め、スプーンにつなぎ変えて、違うコースを探ると
一発でヒット。
気持ちよくティップが入り、水面下の魚を確認しながら安心してやり取りし、
無事にランディング。綺麗な山女が出てくれた。

ここでちょっと長居をしすぎたので、本命のポイントに向かう為、足早に先を急ぐ。
時刻は8時過ぎ。気温が上昇し始め、薄手のシャツにベストでも
汗ばみ始め、水につかった足下が心地よく感じる。

本命ポイントに到着。
ここは前回、濁りが入った為に探り切れなかった場所だ。
他の流れが混じり、一直線に流れ下る。
対岸の流心の上には木が覆いかぶさり、日が昇っても陰をつくる。
ブレットンにつなぎ変え、いつもの調子で探ると、山女が掛かった。
初の余裕の写真撮影なんてしてみて、どんな感じに撮れるだろうかと。

楽しませてもらった山女。
それにしても、このロッド。実に良く曲がり、魚の動きに追従する。
掛けてからのバラシの不安は無く、安心してやり取りを楽しめる。
リングによるリールの固定を心配していたのだが、僕の使い方では
何の問題も無く、ただスクリュータイプと違って、リールフットの位置合わせを
確認しながら装着しなくてはならないのだが、大した問題ではない。
これは良い買い物をしたぞ。

もう少し探ってみよう。
対岸ギリギリの流心にサミングで着水させ、糸を送り出して
出来るだけ長い時間、沈ませながら、そのラインコースに留まらせる。
流心から手前は直ぐに、なだらかな駆け上がりで、目視出来るため、
魚が居るなら、その流心下で上から流れてくる餌を待ち構えているだろうかと
イメージしたので、そこで広範囲にアピールしたかった。
ほらね、僕の読み通り、いや、そんな後付けのような素人のうんちくだろう
なんてことはともかく、魚がかかった。
ガッツーンでは無いにしろ、ドンッ!と来た。
このロッドのせいもあるのだろうけれど、良い型だ。
ロッドを寝かせて強くフッキングさせ、巻きは始めると
緩めに設定してあった408のドラグが鳴く。
ラインが出されながらも巻いて巻いて寄せ、次第に水面下に
その姿が現れ始める。
とにかく、アブレビレを探す。
これで前回はウグイであった。
ん、何となく付いていそうだ。
とすると、40アップのヤマメか?!
ついに僕にもやって来た?
寄せては走られ、ネットを持っていないこともあり
しっかりとダッシュさせて、ロッドのしなり具合も
しっかりと確かめて、ランディング場所を確認し
遂にキャッチ成功。

スーパー山女では無かったけれど、ちょっと良い型の虹鱒だった。
喜びを噛み締め、かなり浮かれたのを誰かに見られてやしないかと
周りを見回したりして。
ガッツリと握手出来る友は今回おらず、一人余韻を楽しんだ。
記念の一尾と、ミッチェル×ミッチェル。

こんな写真を撮るのも初めてで、戸惑いながらもなんとか
それっぽく撮影して、きっとこんな感じで撮る事なんて
今後そうは無いだろうと思うけれど、そんな事もふまえての記念となる一尾
に心は満たされ、そして脱力した。
お茶を飲み飲み、座りながら、今の状況を思い出し整理した。
やはり長い間、ルアーを思うコース上に留まらせた事が正解だったのだろう。
それならば、再現はあるだろうか。
場を少し休ませ、立ち位置を変えて、失敗しながらも
上手い事、そのコース上にながせる事が出来た5投目あたり。
やはり来た。
本日では一番型の良い山女だった。

時刻は10時半をまわったところ。
予定の時間よりはずいぶん早いけれど、ここでゆっくり、のんびり戻ろう。
暖かい風が流れ、前回よりも数段に伸びた草が揺れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回も前回と同じ様な攻め方をしたつもりだが、
前回、山女は一尾も釣れず、虹鱒がほとんどだった。
一方今回は、一尾の虹鱒を除いて山女ばかりだった。
どんな要因でこの結果になったのか。
両日の違いは、放流日からの日数と大きな気温の変化である。
しかし、前回は友人が同行し、彼が釣ったほとんどが山女であったので
気温などを含む釣り場の状況ではなく、僕の釣り方が変わったか、
はっきりしている事と言えばタックルの違い。
ロッドでそこまで釣果が変わるとは思えず、リールの違いはあるかもしれない。
カーディナル3Eとミッチェル408。
408はハイスピードとハンドルに印があるくらいだから
ルアーの動きは速くなったのか。
その早い動きについて来れる山女が反応した?!
カーディナル3Eと408の巻き取り量の違いに
この結果が関係ありそうだが、はたしてどうだろうか。
テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2011/05/23(月) 00:27:29|
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