久しぶりに記事を書こうと思い立った。
前回の投稿から1年ちょっとが経過している。
その間、相変わらず釣りには毎週のように出かけており、また、釣りを軸とした
山歩き、カヤック、キャンプと、自分らしい遊びの世界を少しずつ広げている。
僕個人の遊びに加えて、家族でのキャンプが増えた1年でもあった。
もともとシンプルなキャンプが好みだった僕が、次第に道具を揃えてゆき
コットやらテーブルやら、大きめのクーラーボックスなどなど
いつのまにか車の荷室満載で出かけるようになった。
道具の揃ったキャンプは快適であり、充実した気分にもなる。
車での移動だから積めるだけ積めばいい。
しかし、ここ数ヶ月で僕の気持ちに変化が訪れる。
自分の足で、自分が持てるだけの道具でキャンプがしたい。
部屋にある道具を精査し、本当に必要な物だけを残して金に換えた。
心がスッキリした。
ソロのテントをバックパックに押し込んで、子供達とともに
電車と歩きで野山を愉しむ最近だ。
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- 2015/10/21(水) 23:03:34|
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5月以来の家族キャンプ。

夏休みから始まった、我が家の釣り教室の成果もあり、これからは可能な限り
家族キャンプでも釣りを。

僕は火に飢えていて、早速火を起こす。
揺らぐ炎と立ち上る煙にしばし没頭した。
煙の匂いを胸いっぱい吸い込む。
やっとこの世界に戻ってきたと身体が感じるひとときだ。

植林山ではない。
様々な木々、植物の山。
僕は六甲の山を知って、初めて植林山の異様さに気づいた。

何者かがウィードエリアでベイトをチェイスした。
すかさずフライを撃つと、バシュンと水面が割れた。
タックルは長男の為に用意したFlytry。

ちびりちびりと薪を割ってはくべていく。
至福のひと時。

以前に買ったBe-palの付録を初めて使用した。
ヘッドライトの光源とは思えない程、とても実用的。

子供達が寝静まり、一人起き出して炎の明滅を堪能する。
見上げると、無数の煌めき。
秋の夜の愉しみ。
テーマ:フライフィッシング - ジャンル:趣味・実用
- 2013/10/24(木) 23:45:23|
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寝転がって楽しむタープ越しの影絵。
久しぶりの家族キャンプ。
ここ最近はソロが多かった。
季節も良くなってきた事だし、そろそろ家族でと、
関西で初のキャンプを行った。

ネットで見たイメージよりも実際は半分程の敷地面積であったが、
ここの一等地にサイトをとってしまえば、そんなことはどうでも良くなった。
管理室横には冷蔵庫まであり、キンキンのビールにありつける。
至れり尽くせりである。
かなりユルい感じにいささか戸惑いを感じたものの、
ビールを一本、また一本とあけていくうちに、すっかり甘んじた。

キャンプ地で重要な要素の一つ。
水辺である。
水に向かってレイアウトをとったら、我が家にとって最高のキャンプ地となった。

大概、どんなときでも釣り道具は準備するのだが、
今回は何故かすっかり抜けて、道中で思い出した。
まぁ、たまにはゆっくりと観察もいいではないか、と言い聞かせ、
水を見ながらブランケットの上に寝転がったり、座ってビールを飲んだり、
観察を楽しんでいる振りをしてみるが、やはり落ち着かない。
結局はこういう事になるのである。
子供達に釣らせるという体で、竿を借りて、ポツポツと湖面のあちこちで広がる
小さいライズに穂先を上げていった。
子供達は横で待機していて、掛かった魚を針外しし、飼育箱に入れて行く。

夕暮れ間近。
今回初登場となるホンマ製作所のかまどを投入。
頂きものである。
いや、正確にはカタログギフトの中から選んだのであるが、
最近はこんなものまであるんだなぁ。
使ってみて感じたこいつの得意とするものは、
コトコト煮込む料理に向いている。
保温に向いている。
寒い時期、暖をとるのに向いている。

湖面が夕日で染まる。
相変わらず止まないライズリングの嵐、アラシ、あらし。
こういう時に限って、フライタックルを忘れてくるのものなのだ。

火を見るならやっぱり地べたの目線が一番良い。
たき火台の高さだけでも、それは全く違ったものになる。
寝転んで目を閉じる。最高のひと時。

朝起きて水に目をやると、相変わらず雨の様な湖面。
次は必ずタックル持参で。
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- 2013/05/30(木) 22:49:33|
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適度な間隔の木立。
枝葉の重なり具合が絶妙な、僕の大好きな場所。
去年のこの日、この場所で偶然知り合った1家族から輪が広がり
共にキャンプを楽しんで来た。
そしてこの日が我が家にとって、関東で皆に森で逢える最後の日となったのは
ただの偶然からだろうか。

朝から降り続いていた雨も現地に着く頃にはすっかりあがった。
車から降りると、ズンッと足が沈む感覚。
僕がこの場所を好きな理由は、適度な木立とそこから降り注ぐ木漏れ日も然ることながら、
枝葉が堆積したふかふかの大地である。
一歩踏み出す度に沈む大地からは森の匂いが発せられるようで、
こんな場所ではチェアなど使わず、地面に座って森と一体となる感覚が
僕の中の野生を呼び覚ます。
次第に全身の余計な力が抜けて、心がニュートラルにリセットされる。
都会での日常生活でなんとか自分をこの状態にしようと試みたが、
どうやらこの環境でなければ駄目なようだ。
久々に広げるムーンライト7を設営し終える。
しっとりと程よく湿った森の空気が身体に心地よい。
誰かが作った、ここならではの溶岩石のファイヤーピットを拝借し、
ビール片手に火を囲む。

2本目のビールを空け、ひととおり火にちょっかいを出した後、話の輪からちょっと外れる。
遠目から火を囲んだ皆を眺めるのが好きだ。

最終組みが到着し、改めて、一周年とバースデイガールと我が家の移住に乾杯。
4家族、11名とワンコ3匹。
この先も、今と変わらず至福の時を共有していけたら、と湿った気持ちが
僕の中で頭をもたげた。
太陽が傾き、森に夜の気配が下りてくる。
ポツリポツリとランタンの温かい光が灯り始め、
それぞれのキッチンからはいい匂いが漂い始める。
数日前に、夜のメニューは何にしようかとカミさんと悩み、キッチンの棚に刺さっていた
アウトドア料理の本をパラパラめくって、パエリアに決めていた。
屋外で食べるパエリアはなかなかの味だ。
みんなで持ち寄りディナータイムへ。
火を囲んで、飯を喰って、酒を呑む。
赤い光りに照らされた仲間達の表情。
これ以上のものは無い。

7時にゆっくりと起床。
昨夜は、子供の寝かしつけに夫婦揃ってテントへ潜り込み
不覚にもそのまま寝入ってしまった。
ジッパーを開けた窓から差し込む光りが、ゆっくりと身体を目覚めさせる。

仲間の個性的なテント達。



それぞれが思い思いの場所で森の時間を堪能する。
集いたいと思えば集えばいいし、自分の時間に没頭したければそうすればいい。
温かな仲間達のいるこの空間で、僕の心は開放された。
数々の楽しい思い出をありがとう。
またいつか、どこかの森で再会しよう!
テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用
- 2012/10/11(木) 15:50:43|
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土日は家に缶詰状態。
来るとも分からぬ客をひたすら待ち続けなければならない。
一体僕は何をしたらいいのかと、ポツンと屋内での暇な時間ができると
直ぐには思いつかないものだが、実はやる事はたまりにたまっていたのを
思い出した。
そのうちの1つ、フライを巻く事。
子供を寝かした後の30分程で、適当なフライを2、3個巻いたことはあったが、
それらは適当もいいところであった。
頂いたフライも数少なくなってきたので、もう既に忘れかけている
いわなたろうさんの山のアジトで教わったタイイングを思い出しながら、
ネットの情報もプラスしてエルクヘアカディスを巻く事にした。

ネットを見ていくと、同じエルクヘアカディスでも人それぞれであるらしい。
エルクヘアの量が20本だったり、30本だったり、ダビング材を使用する、しないなどなど。
巻いたハックルの下側はカットするかしないか。
せっかく巻いたのに下をカットするのは躊躇われる。ものとして見れば、カットしない方がいいんだが。
と、思いながらその両方を巻く事にし、一個に時間をかけて少しずつ増えていく。

若干マンネリ気味になってきたので、それならばと。
ベランダで半アウトドアを満喫しながら巻いてやろう。
夕暮れ時にランタンを灯して、ビールをかっくらいながら、タイイングを満喫する。

これが以外にハマってしまった。
遠くに見える都心のビル群の明かりを眺めながら、手元にはランタンを灯し
このタインングを一通り終えたら、コールマンのツーバーナーで晩飯の用意をする。

特に料理に凝る必要なんて無い。家のキッチンでやっている事をただベランダでやるだけだ。
もうココまで来たらベランダで寝てやれ、とモンベルのソロテントを張った。

なに?家出?なんて言われてしまうのだが、森でやる事を我が家で一通りやってみて、
苦肉の策ではあったが、意外にも十分に楽しめてしまった。
なにやら最近、豊洲でキャンプが出来る施設が出来たらしいが、キャンピングのアーバンスタイルは
我が家でも可能であったのだ。
ぐっすりと快眠し、テントのジッパーを開けて見えた空は、当然ベランダの屋根越しであった。

ベランダとはいえテントで寝ているので、起きると一瞬、アレ?ということになる。
この不思議感覚が妙に面白くて、新鮮で、癖になるのでは?!
都内からガソリンと時間を使って、うんざり気味のお父さん方、是非一度お試しあれ。
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- 2012/07/23(月) 12:10:40|
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