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5ive3hree

トートバッグ制作/ Making my own tote bag

今年の初めから少しずつアイディアを描き溜めてきたトートバッグ
初期段階で既に帆布と綿ロープの組み合わせでいくことは決定していたのだが
ああでもない、こうでもないと、スケッチ帳の上で何度も格闘してたら、
釣りシーズンに入って、キャンプとも合わせて忙しくなってしまった。

なにやら今シーズンは持ち手にロープを使っているのが流行っているのか
通勤時に度々同じ素材構成のトートを見かけているうちに、もう自分の中で
ちょっとシラケてしまったということもある。

物を作る時って、イメージを湧かせている時が一番楽しい時間なのかもしれない。
情熱を維持させてそのままゴールまで持っていく為にも、思い立ったらすぐ実行が
僕の場合は必要で、分かってはいるのだが、なかなか。

やっと重い腰を上げて作業に入った。

スケッチに書き込んだ寸法どおりに、直接布に線を引いていく。
メインのボディを裁断して、2重底となるパーツも切り出し縫製。
ロープをバッグの口付近で固定する為のパーツサイズを試作で検討した。
実際に縫う線で仮留めして、ロープを通す。
試作はシーチングのため、本番は8号帆布の2枚合わせと、その厚みの差が
かなり違うのだが、たとえキツくなったとしても、本体側にその分が逃げてくれる筈なので
良しとした。

r_c_tote_1.jpg

力のかかる箇所をリベットで補強する。
本当は無駄な物なしの、布と糸だけと決めていたのだが、自分の縫製テクニックに
不安があり、また、リベットを打ってみたいとの思いからこうなった。

縫糸を避け、力の掛かる端に打っていく。
r_c_tote_2.jpg

使用したリベットは銅製なので、何れ緑青がふく。
r_c_tote_3.jpg

最初はどこまで打ち込めば良いのか分からなかったが、ハンマーがリベットを打つ音の変化で
しっかりと留まったことが分かるようになる。
全部で16個打ち付けた。
r_c_tote_4.jpg

ロープを入れてみる。
きつ過ぎず、緩過ぎず、丁度いい具合になった。
ロープを留めるストラップは先述の通り、帆布の2枚合わせ。
中表にして、一辺の長い部分の開口部を除き、ミシンを叩く。
そして、縫われていない開口部から裏返す。
小さなパーツと厚い生地であることから、意図した角が出なく、どのストラップも
均一とならなかった。
これは今後の課題である。

r_c_tote_5.jpg

一通りロープを通して、おおよその完成形が分かる。
永いことにらめっこしてきたスケッチと制作途中では、ほぼイメージ通り、
いや、実際に自分の手が加わったところで、気持ちはそれ以上である。
平面的にみて、底マチをとるので縦横の比率は今後変わってくる。
r_c_tote_6.jpg

さて、ここまでは一気に仕上げた。
後は、底にマチを作る際に出来るミミを、ビーントートの様に外に出すか、内に入れてしまうか。
手持ちの生地から内生地を選ばなければならないが、まだ決まらず。
内ポケットもつける予定であるが、内生地によってこれも変わってくる。

時間が経てば経つ程、余計な仕様を考えてしまう。
どうせなら、一度とことん余計なことを考えて出し切り、それらを1つずつ消化して
元に戻そうかとも考えるが、出し切るなんてことは不可能で
いつまでも考え続けてしまいそうで怖い。

この段階を楽しめるようになりたいのだが。
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/06/20(水) 14:41:58|
  2. Handmade stuff
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図案/Fishing and Camping

図案を考えた。

当ブログ:5ive3hreeの活動を表すアイコン的な図案/Fishing and Camping

活動に関わる様々な要素を思い付く度にメモ書きし、
それらを何通りも組み合わせたが、そのいずれもシックリ来ずで
暫くの間、頓挫し放置していた。
この放置が良かったらしく、久しぶりにノートを開くと
迷い無く素直に出来た図案となった。

活動にはバイクが入って完成するのだが、未だバイク復活せずなので
これはこれで良しとする。

fishing_and_camping.jpg

テーマ:フライフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/04/27(金) 18:20:41|
  2. Handmade stuff
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スケッチブックのケース製作

あると便利だなぁとは思っていても、なかなか買うまでには至らないものってある。

僕は常日頃、なにかアイディアを思いついた時に書き込めるノートを持ち歩いている。
それに加えてペン3本、定規、小さなメモ帳とメジャーテープ。
これらをバッグに無造作に入れているのだが、バッグの中身が増えてくると
中を引っ掻き回してイライラすることがよくある。
ものつくりを始めた事だし、自分の使用しているノートサイズにぴったりの
ケースを作ろうと思いたった。

複数の収納の仕方を考えてはラフを描いてみてる。
僕にとっての使いやすさが一番であり
それが自分で物をつくることの利点である。

常に持ち歩くのだから、手に持ったときの肌触りや、
ヤレてきたときの表情も考慮すると、ナイロンなどの化繊ではなく
帆布が適当と判断した。
デスク上では開いた状態で置いておくから、その時は内側が顔となる。
よって、内生地に自分の好みのダックカモ柄を用いた。
notecase1.jpg

このダックカモパターンの生地、探すのに苦労した。
実店舗に出向く機会が無かったため、ネット上で探したのだが
関西に一社のみ、これを小売りしているところを見つけた。
カモパターンもアパレル業界では流行があるみたいで、おなじみのウッドランドは
カモの基本パターンとして常にあらゆる商品に使われているが、
他にデザートやタイガーカモが流行った時期もあった。
特にファッション業界の流行に詳しい訳ではないが、
一つ分かりやすいのは、コンバースのオールスターだと思っている。
オールスターはご存知のように、その完成された美しいシルエットで
永いこと愛されている商品。これにその時代のトレンドの生地、柄で
対応している。(こういった、世代をこしても愛される基本の物を持っている
ブランドは強いと思う。)
オールスターでも過去に数々のカモパターンをだしており
その時代の流行のパターンが採用されているはずだ。

notecase2.jpg

計画通り、ノートサイズぴったりとなった。
notecase3.jpg

閉じるとこの通り。
一番悩んだのはフタの被さり量だった。
ペンなどをすべて隠したほうが見栄えがいいのではないか?と思ったのだが、
閉めた状態でちゃんとペンなどがすべて揃って収納されていると確認できたほうが
いいと判断した結果、この被さり量となった。

notecase4.jpg

一週間使用してみて。

一番懸念していたフタの被さりは、やはりこれで良かったのだと感じる。
そもそもこのケースを作る理由は、必要なアイテムがバラバラにならないように
あるべき場所にしっかりと収納されていること。
それを毎度確認するためにもフタ閉め後にも、一目で確認出来る事は今回の課題を
クリアしている。
また、ノートを入れた際のノートのはみ出し具合だが、可能な限りジャストサイズのもと、
ノートの厚みと、リングの出っ張り具合から考えると、適度だったと感じる。

ただ定規の収納位置があやふやで、入れるたびにどこに入れようかと都度考えるてしまう。
専用の仕切りステッチが必要だったかもしれない。

テーマ:ハンドメイド - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/03/11(日) 11:42:31|
  2. Handmade stuff
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キャンバス地 縫製 習作/ポーチ

自分で使う物は自分で作ろう、の意気込みのもと
勢いで専用のブログを開設したわけだが、思うように
ものつくりが進まないので、ある程度の制作物がたまるまで
メインであるこちらのブログに投稿する。

今回はキャンバス地の縫製習作として
普段持ち歩く携帯の充電器やコード類を入れるための
ポーチを製作することにした。

ブラウンと薄いブルーのストライプの組み合わせに何故かとても惹かれてしまう。
pouch3.jpg

マチとなる底をボディと共生地で重ねて縫製する。
ポーチなので強度が必要な訳ではないが、これをすることにより
マチの形状が安定し、デスク上でしっかりと自立させる狙いもあった。

絞り目に流すラジオとミシンのモーター音。
針を進めるにつれ心が満たされていく。
ただひたすら縫い目に集中する。
電球色に照らされた手元の生地に一定間隔の縫い目が現れてゆく。
手先に伝わってくる、針が生地を貫く感触。
これが全く心地よい。
ただただ、等間隔に現れてゆく縫い目を見たくて、このままずっと縫ってしまいたい。

出来上がったのは、なんて事無い、よくあるポーチ
pouch2.jpg

決して上手く作れたわけじゃない。
でも、物を作ると言う行為は僕の心をピタリと沈めてくれる。

pouch1.jpg


テーマ:ハンドメイド - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/02/14(火) 12:00:14|
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やっぱり山がいい。

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